宗教と科学の複雑な関係 | 台湾人家族が中学受検(受験?)にも挑戦したい!

台湾人家族が中学受検(受験?)にも挑戦したい!

都立中学受検に挑戦したい台湾人家族です。
娘の偏差値 50 前後なので、私立受験するかは検討中。
小5に入った今は私立向けの勉強もしながら都立向けの勉強を中心に取り組んでいます。

ブログ主のパパは欧米留学歴8年の元・旧帝大教員

一昨日日本中を驚かせた大事件が発生しました…
知らない人はいないと思いますが、念の為ニュースリンクも貼っておきます

 

 

私は日本の選挙権を持っていないので、
政治的な議論は控えたいと思いますが、
今回の事件は「特定宗教団体」も絡まっているみたいなので、
宗教全般に関する私見をこの機に共有したいと思います。
 
私の考えとして、
「宗教」と「科学」は元を辿れば人類の同じ欲望が生み出された産物です。
それが、「知的欲望」です。
 
人間社会の古くから存在する宗教は必ず「創世」に関する記述があります。
自然現象を「神の力」で説明する宗教も多く存在します。
人間の死後について触れない宗教もほとんどいないです。
 
現代科学が生み出されたまで、
宗教は人類がこの世界の過去、現在と未来を理解するための理論です。
この点において、「宗教」と「科学」の間に実は競争関係が存在します。
 
そのため、現代科学の起源と言われた「地動説」は長らく教会に抑えられていました。
↑地動説の説明。Study-Zより抜粋。
 
科学研究の進歩によって、
現在は「宗教」より「科学」のほうが正しく自然現象を説明できると広く認知されています。
なので、「宗教」の主的な役割は「知的好奇心を満たす」から、
「心の安らぎをもたらす」に変わりました。
実際、神を信じる研究者も少なくありません。
 
こんな感じで、
現在「宗教」と「科学」は人間社会において異なる役割を持っているように見えますが、
「宗教」で「科学」を説明しようとする論述もまだ存在します。
その議論の白熱ぶりはローマ教皇を巻き込むものでした。

 

 

相対的に、今世紀で最も有名が学者、

スティーヴン・ホーキング教授も神についての見解を彼の遺作に残しました。

 

 

このように、

「宗教」と「科学」の複雑な関係は現在に至ってまだ続いています。

 

個人的には「どんなことに対しても懐疑的目で見たほうがいい」主義なので、

特に神は信じていませんが、宗教の存在自体も反対しません。

どんなことでも「需要」があるから成り立てると思いますので、

宗教も社会が運行するために必要な成分と思っています。

(「宗教団体」を選ぶ際は本当に気を付けたほうがいいと思いますが…)

 

あまり今回の事件と関係ない話をダラダラ話しましたが、

この機に自分の「宗教」に対する感想を申し上げました。

 

最後に、安部元首相のご冥福をお祈りいたします。