サッカーの南アフリカワールドカップ(W杯)予選は18日、各地でプレーオフ最終戦が行われ、本大会出場32チームがすべて出揃った。欧州予選ではフランス、ポルトガルが勝利し出場を決めた。アフリカ予選では一発勝負のプレーオフが行われ、アルジェリアが勝利した。最後の32チーム目はウルグアイが熱戦を制し、W杯への切符を手にした。
欧州では4試合が行われフランスがアイルランドと死闘を制し、出場を決めた。アイルルランドが前半32分にロビー・キーンのゴールで先制し、そのまま90分間が終了。2試合合計1-1となったため、延長戦に。そして、延長前半13分にフランスはガラスが決勝ゴールを挙げ苦しみながらも4大会連続13度目の出場を決めた。
スロベニアは前半終了間際にデディッチがゴールを決め、ロシアに1-0でホームで勝利した。2試合合計2-2となったがアウエーゴール数で上回ったスロベニアの勝利となり2大会ぶり2度目の出場を決めた。
他ではポルトガルがボスニア・ヘルツェゴビナをラウールのゴールで1-0(2試合合計2-0)で破り、3大会連続5度目の出場を決めた。ギリシャはサルピギディスのゴールを守りきりウクライナに1-0で勝利し、2試合合計1-0で4大会ぶり2度目の出場を決めた。
北中米カリブ海4位と南米5位の大陸間プレーオフとなったウルグアイ-コスタリカがウルグアイのモンテビデオで行われた。後半25分にウルグアイはアヴレウのゴールで先制。しかし、コスタリカも4分後にセンテノが決め同点に追い付いた。試合はそのまま終了し、1-1の引き分けとなったがウルグアイが2試合合計2-1で本大会出場を決めた。
アフリカ最終予選ではアルジェリア-エジプトが中立地スーダンの首都ハルツームで一発勝負のプレーオフを実施し、前半40分にアルジェリアはヤヒアがゴールを決め先制。そのまま逃げ切り6大会ぶり3度目の本大会出場を決めた。
出場国は以下の通り。
◆欧州:デンマーク、スイス、スロバキア、ドイツ、スペイン イングランド、セルビア、イタリア、オランダ、フランス、ポルトガル、スロベニア、ギリシャ
◆アフリカ:カメルーン、ナイジェリア、アルジェリア、ガーナ、コートジボワール、南アフリカ(開催国)
◆アジア:日本、オーストラリア、韓国、北朝鮮
◆オセアニア:ニュージーランド
◆北中米カリブ海:アメリカ、メキシコ、ホンジュラス
◆南米:ブラジル、チリ、パラグアイ、アルゼンチン、ウルグアイ