スイスがナイジェリアを下して初優勝 3位はスペイン=U-17W杯 | BOLAO NANA`s Style

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 U-17ワールドカップ(W杯)は15日に決勝が行われ、ここまで強豪を撃破して勝ち上がってきたスイスが2連覇を狙うナイジェリアを1-0で下し、悲願の初優勝を達成した。

 ここまでブラジル、ドイツ、イタリアといった世界屈指の強豪を下してきたスイスの実力は、この試合でも遺憾なく発揮された。前半、持ち前の身体能力の高さを活かした攻撃を仕掛けるナイジェリアに対し、スイスは持ち前の組織的な守備でしっかりと対応する。両チーム無得点で迎えた後半、ナイジェリアの攻撃に陰りが見え始めた時間帯をスイスは鋭く見抜いた。56分にセフェロビッチが放ったシュートはわずかに枠を外れるが、そのわずか7分後、CKをヘッドで合わせたセフェロビッチが今度はしっかりとゴールネットを揺らし、スイスが待望の先制点を奪う。何としても同点に追いつきたいナイジェリアはこの後、スイスゴールへ畳み掛けるものの最後の一歩が届かず、試合はスイスの勝利で幕を閉じた。

 なお同日行われたスペイン対コロンビアの3位決定戦は、今大会前の練習試合で既に2度(スペインの1勝1分け)も顔を合わせた手の内をよく知るチーム同士の戦いとなった。
 前半、試合をコントロールしたのはスペインだった。中盤でボールを効果的に動かし前線へとつなげていくスペインに対し、コロンビアは我慢の時間帯が続く。前半を無得点で守り切ったコロンビアは後半になって反撃を開始。初の3位の座獲得に向けて果敢に立ち向い、2度の決定的なチャンスをつかむものの、得点に結びつけることはできなかった。一方、劣勢に追い込まれたスペインはコロンビアの出はなをくじくかのように75分、イスコのゴールで先制点を奪う。結局この1点を守り切ったスペインが、前回大会2位の意地を見せつけ1-0でコロンビアを下した。