スポーツ仲裁裁判所(CAS)は6日、サッカーのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの五輪出場問題について、所属クラブのバルセロナには代表チーム召集に応じる義務はないとの判断を下した。
これにより、メッシの北京五輪出場は極めて難しくなった。
国際サッカー連盟(FIFA)は先に、各クラブに対し23歳以下の所属選手の招集に応じるように通達を出していたが、CASの判断は、これを不服としたバルセロナの訴えを支持する格好となった。
北京五輪で最も注目される選手の1人であるメッシは、アルゼンチン代表チームと合流して上海で練習を行っている。五輪に出場できるかどうかは、バルセロナの判断に委ねられる。