サッカーできぬ体に…部員に暴力、神村学園部長が依願退職 | BOLAO NANA`s Style

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 1月の全国高校サッカー選手権でベスト4になった神村学園(鹿児島県いちき串木野市)高等部男子サッカー部の男性部長(28)が8月、1年生の部員(16)の太ももを20~30回けったり、「サッカーのできない体にしてやる」などの暴言を浴びせたりしていたことが15日、分かった。

 この部長は8月31日付で依願退職した。

 同学園によると、部長は1年生20人が参加した8月16日の練習中、「チームの雰囲気が悪い」などと言ってリーダー格の同部員の太ももを足でけり、「邪魔だから帰れ」などとどなった。部員の太ももは内出血で腫れたという。

 保護者側からの連絡で、学園側が調査し、部長が事実関係を認めたため、8月17日付で自宅謹慎処分とした。部長は「チームの状態が悪いので焦っていた。頭が真っ白になって、気が付いたらけっていた」などと説明したという。このほか、他の1~3年生の部員3人にも暴力を振るっていたことが判明したという。