依然として猛暑が続いた17日、熱中症が原因で死亡する人が全国で相次いだ。前日に9人が死亡した埼玉県では、40歳の男性ら3人が亡くなった。
県消防防災課によると、越谷市の男性(40)は午後1時50分ごろ、自宅ベランダで倒れているのを家族が見つけた。散歩帰りだったといい、病院に運ばれたが、死亡が確認された。美里町の女性(84)と幸手市の女性(83)もそれぞれ自宅で倒れ、死亡した。
兵庫県では、神戸市で建設作業員の男性(47)が17日午前、マンションの建設現場で倒れて死亡した。熱中症の疑いがあり、県警が調べている。たつの市の農道で16日夜に遺体で見つかった87歳男性も、死因が熱中症と判明した。
横浜市では農作業中の女性(74)が倒れて死亡。群馬県渋川市で78歳女性、千葉県木更津市では65歳女性がいずれも自宅で倒れ、亡くなった。
環境省熱中症予防サイト
- 各地の暑さ指数。環境省
「熱中症保健指導マニュアル」の改訂について - 環境省(2006年6月9日)