吉本興業の芸人が1日100組以上することで話題の吉本史上最大のお笑いフェス『LIVE STAND07』（千葉県・幕張メッセ）が昨日開幕した。公式サイトによると1日2万人、3日間で6万人の動員を見込んでいた同イベント。
しかし以前「チケットぴあ先行発売の初日チケット売り上げはたった2枚」という記事などを載せたように、チケットの売り上げが伸びや悩み、動員が心配されていた。実際の客入りはどうだったのだろうか？
「公式発表では1万人とのことでしたが、正直延べ人数でカウントしてもそんなにはいたとは思えません。客席の様子だと3000～4000人といった具合。スカパー！の生中継で陣内智則が“5000人も来て～”と言っていたようなので、延べ人数で公式発表の半分ということなのでしょう。またテレビ関係者には大量の招待券が配られたようなので、実際に購入してきたファンは半分程度なのでは？」（会場に行ったライター）
同イベントは、メインステージ、若手・企画ステージ、超若手ステージの3つにわかれており、自由に出入りできるのも売りの1つ。初日のみノンスクランブル（無料）でスカパー！ヨシモトファンダンゴで放送された生中継では、メインステージはそれなりに盛り上がっているように見えたが、若手ステージは地獄だったようだ。
「『エンタの神様』などに出演している芸人は数百人程度は客が集まっていましたが、それ以外の若手は3000人収容できるステージで、たったの50人程度しか客がいない…という地獄のような時間がしばらく続きました」（若手芸人）
しかし意外にも参加したお客からは好評のようだ。「立ち見はキツイけど、会場が空いているから休憩スペースで座り放題だから問題なし(笑)。人気のイベントだと飲食ブースやトイレも激込みでそれだけで何十分も待つけど、並ばずに購入できるから純粋にイベントを楽しめた」（お笑いファン）
気になる収益だが、関係者は「赤字にはならないはず」と語る。
「今回使用した幕張メッセ4～8ホールの正式料金は1日1000万円以上。しかし今回は当初予定していた某外タレのコンサートがキャンセルになったこともあり、かなり格安で使用できたと聞いているので、赤字にはならないはず。スタッフの多くもNSC生など身内をタダ当然で使っているようだし、その辺はサスガ金にうるさい吉本って感じですね」（バラエティー番組関係者）
客入りは微妙なようだが、興行的には問題ナシ？