あの号泣日本人少年がバルセロナを訪問 | BOLAO NANA`s Style

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 とうとうあの号泣日本人少年がバルセロナにやってきた。昨年12月に日本で開催されたクラブ・ワールドカップの決勝でバルセロナの敗戦を目の当たりにして号泣し、その姿が『ムンド・デポルティボ』紙の一面トップを飾るなど地元メディアをにぎわせた6歳の日本人少年が、29日に行われるバルセロナ対レバンテ戦に招待された。すでに母親とともにバルセロナ入りしている。

 日本人少年は27日の練習後、カンプ・ノウ内のクラブ施設内で念願の選手たちと対面した。ファン・ブロンクホルスト、シャビ、シウビーニョ、エジミウソンらに声をかけられた後、彼にとって一番のアイドル、ロナウジーニョとも対面し、熱い抱擁をかわした。さらにそのロナウジーニョから、レバンテ戦後にユニホームをプレゼントしてもらう約束までかわしたもよう。また、同日には地元テレビ局の『TV3』の番組にも出演し、この日は完全にバルセロナの主役となった。

 27日にバルセロナの公式ホームページ上で掲載されたニュース記事では、選手と対面する写真や動画がアップされており、28日の『ムンド・デポルティボ』、『スポルト』紙でも一面トップにその日本人少年の写真が掲載され、両紙共に2ページを割いて特集記事を掲載するフィーバーぶりだ。

 本人は、地元メディアの取材に対して緊張するどころか、逆に自らバルセロナのイムノ(チームソング)を歌うなど積極的。「いつかバルセロナでプレーしたい」と語るように将来、彼が日本人選手としてバルセロナの地元メディアをにぎわすこともあるかもしれない。ささいなきっかけで生まれた今回の心温まるストーリーにはまだ続きがあるものと信じ、再びこのカンプ・ノウで主役となる彼、あるいは日本人選手の登場を待ちたい。


あの号泣日本人少年がバルセロナを訪問

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号泣日本人少年のバルセロナ招待を一面で紹介した28日付のスペイン『スポルト』紙【スポーツナビ】

  • バルサがクラブW杯で泣いた日本少年捜し - 日刊スポーツ(2006年12月22日)
  • バルサ号泣少年は「みやがた れお君」 - 日刊スポーツ(2006年12月24日)