明けましておめでとうございます。
2024年が皆様にとって良い年でありますように。
気が付けば新たな年になっていました。
昨年はじっと我慢の年でもありましたが、いつかはやらなければならないことや一時帰国、新しい出会いや旧知の方との再会もありました。
この年になると、久しぶりと言っても20年・30年振りが普通にあることに自分ながらに驚くことがあります。
同級生の多くが退職し、第二の人生を歩みだす人、悠々自適の人、中には現役社長として頑張る人などなど。
またカンボジアで第二の人生として働く同世代もいることは心強い限りです。
そして暮れになって、NGOの活動がまた始まりました。正月を前にカンボジア北部のステントレン州の事業地にやってきました。農場の様子は写真で報告されていましたが、予想通り農場は草ぼうぼうでした。
その様子はまたの機会にお知らせできると思います。
お休みの間は、教育関係のNGOお手伝いで学校菜園の造成をしたり、ライフワークのガレージの修理、壊れかけてい差し歯の大修理(笑)などを行いました。いずれもいつかはやらなくてはならない事なのですが、痛い出費でした。
時間ができたからと言ってすぐにアルバイトが見つかるわけもなく、コロナの影響はまだあるのかなと思いましたが、自分の年齢を考えるとそう都合よく仕事のオファーがあるとも思えませんしね。
それでは、タクマウにあるガレージの修理について。
2年間の間に、ガレージには雨期に水が来るようになったそうです。
まわりの新しい建物はすでに土盛りして作られていました。
最初に屋根を高くし、次に壁を上に持ち上げるという方法で改修しました。
基礎にレンガを積み土を入れます。
一応完成、あとはドアにトタンを張り、溶接した部分などを塗装しました。
レンタルしていたバックホーも排土板のシリンダーのオーバーホール
アクセルワイヤの交換、操作レバーの調整、
30年以上前の機種ですから、バケットやアームのピンのガタも相当あります。グリースを入れてもう少し頑張ってもらいます。3,000時間以上使っていますが、メンテナンス次第ではまだまだ現役です。
プノンペンでも珍しくはなくなったMaxvaly、雨期なので、店の前まで水が来ることも珍しくありません。
67回目の誕生日。
12月に一時帰国。自宅近所に変わったヤギ(羊?)がいました。
太宰治、渡辺淳一から筒井康隆、星新一まで。
気になる本はなんでも読みました。
本を買って調べる、一択の時代でしたから。
社長とは30年来の知り合い、久しぶりにお会いました。
同じ群馬県藤岡市のどうぶつウェルネスセンター 『アニクス』を訪問しました。
同病院はプノンペンでJAH(Japan animal hospitar)を展開しています。
ある日の食事。頑張って自炊しなきゃ。
一時帰国の感傷にふける間もなく、大使館で年金受給のための在留証明取得、NGOで働くための健康診断、赴任のための荷作り、お土産の配達などなど。あたふたと事業地近くのラタナキリ事務所に赴任しました。
残り一年畑に通い、農家の父さんたちとある意味格闘が始まります。
カンボジアでは、米価が少し上がり、キャッサバは二年連続高値、農家の明るい兆しかなどとも思いますが。
個々の農家の生産量が増えなければ、農家経済の底上げにはなりません。
世界の食糧需給に直結するカンボジアの農家には、日本の農家が学ぶ的点も多々感じます。
多くの点でカンボジアの農家は個人事業主です、経営者なのです。
先行投資も、丹精込めても、誰も責任を取ってくれませんし評価もしてくれません。
経験だけが頼りの農家に一つでもいい、新しい可能性を予感させる活動ができることが目標です。