九月十三夜陣中作 | 八納洞の木鹿大王

八納洞の木鹿大王

史跡を中心に徒然なるままに、、、
ただし真面目に読むと激しく後悔する内容となっております。。。。

ここは七尾城

 

とある男が、漢詩を詠った場所。

 

 

遮    越    數    霜

莫    山    行    滿

家    倂    過    軍

郷    得    雁    營

憶    能    月    秋

遠    州    三    氣

征    景    更    淸

 

七尾城本丸跡から

 

木鹿大王:ほう、この景色、素晴らしいですなぁ。

       つい故郷を思い出しますかな?^^

       関東管領 上杉殿

 

上杉謙信:フッ。

と、軽く笑みを浮かべて、盃を傾ける謙信殿~

 

春日山城 本丸跡から

 

 

木鹿大王:確かになんか風景似ておりますなぁ。

 

 

北陸電力 七尾大田火力発電所              JERA 上越火力発電所

 

           火力発電所が見えるところなんぞ^w^

 

上杉謙信:ムカムカパンチ! オン ベイシラマンダヤ ソワカァァァァ

 

木鹿大王:ぎゃーーーー

 

後書き:

 上杉謙信さんが、七尾城を攻略後、本丸跡から風景を眺めながら詠んだとされる、七言絶句。

まぁ、ちょいとググると、九月十三夜 この時点では、七尾城、落ちてないそうです。遊佐続光さんらが、上杉軍に寝返って、反乱を起こしたのがこの二日後なんだとか^^

なんで、後世の作じゃね?っていう人もいるんだとか。

9月13日、今の暦でも10月半ばですよね。

軍営が霜に満ちている。。。さすがの雪国能登でも、早すぎる気もしますねぇ。霜って霧とか靄の比喩とかだったら別ですが。

でも、筆者のイメージは、吐く息が白い感じ^^

 

 ちなみに、最後の句、心配しているであろう、故郷の家族は忘れて、今は楽しもうぜ って意味で、故郷と似ているとは書いてないのですがね。でも、春日山を思い出したという意味で、風景が似ていると意訳する方もいるようでして、それに乗っかりました^^

 

 発電所を見て、似てるなぁ って謙信さんも思ったに違いないw

 

 上杉謙信@春日山城

 ふん、風流を解さぬ者め

 

 

 

以上