まさか母も、人生の終盤に「害虫で悩む日」が来るとは思ってもみなかったろうなぁ。 


 早く安心できる住まいを取り戻してあげたい!

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 これまでのいきさつ: 


 トトリの実家にトコジラミ襲来!? 


 まだ「トコジラミ」と確定したわけではないが、母の刺された部位と刺され方の特徴が、どうにもこうにもトコジラミっぽい……


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 昨日、母が電話でこんなことを言ってきた。


「トコジラミの幼虫らしきものを捕まえたわ」


今度は潰さずにテープで捕獲できたという。



母が言うには、ソレは2~3ミリとのこと。


そのサイズなら確かにまだ幼虫だろう。





さらに母はこう言った。


「ゴマみたいな感じの色」


それを聞いて、少しホッとした。



「2~3ミリの大きさで黒いなら、トコジラミではないよ。トコジラミの幼虫はクリーム色っぽいから」



わたしの言葉を聞いて、母はこう訂正してきた。


「あ、黒ゴマじゃなくて、白ゴマみたいなの」 



白ゴマ!?





白ゴマみたいな色の2~3ミリの虫って……


うああああ。


それだと、


トコジラミの幼虫の可能性


あるじゃない!(涙)


うああああ。


ああああ。


あああ。





母は「ウイルスが怖い」という理由でスマホを持たず、未だにガラケーを使っている。


ガラケーでも写真を送ることは出来るのだろうが、アナログ人間の母は写真の送り方が分からない。


(覚える気もなさそう)



なので、母が捕獲したソレの正体が分かるのは、わたしが実家に行く明日だ。





わたしはトコジラミの写真は様々なものをネットで何度も見ている。


敵を見つけたときに正体を見誤らないよう、その姿は1齢幼虫から成虫まで、しっかり覚えている。


だから、見ればトコジラミの幼虫か否かは判断できると思う。


おそらく、見た瞬間に。



早く確認したいと思う一方、


見るのが怖くもある……





なお、わたしが母の話を聞いて


うああああ


と思った理由がもう一つ。


それは、母がソレを捕獲した場所が


寝室ではない


ということだ。



寝室の、隣の隣の部屋にいたという。


もしソレがトコジラミの幼虫だった場合……


すでに生息域は寝室以外にも広がっているという可能性があるわけだ。


(たまたま服について一匹だけその部屋に来たのでなければ)





寝室には燻煙剤「Z」を焚いたが、やはり全室やらなければダメかもしれない。


大変だ……



ところで、「母は老眼で目が悪いから幼虫は見えないだろう」と以前書いたが、幼虫サイズのものもまだ見えるようだ!


ちょっと侮りすぎていた。




トコジラミとの戦いの模様を最初から読むなら↓