どんなに面倒でも

 

やらなければならないことはやる。

 

その代わり

 

やらなくても済むことは

 

できるだけやりたくない。

 

 

*****

 

これまでのいきさつ:

 

夫と愛犬のために、ひとりトコジラミと戦うトトリ。

 

今日もスイカを食べてから、部屋中にコロコロをかけるのだった。

 

*****

 

 

 

 

トコジラミ対策のことについては、わたしは面倒な作業もものともせずに頑張っている。

 

(たとえばボックスシーツを洗うたびに発生する「マットレス側面の粘着シートつけ直し作業」とか)

 

でも、元来わたしはズボラで面倒くさがりやなのだ。

 

何事も、できるだけラクをしたいと思っている。

 

 

 

 

だからスイカは、種無しスイカが好きだった。

 

残念なことに、種無しスイカは「作るのに手間がかかる上、甘さが出ない」らしく、市場から姿を消してしまったが。

 

代わりに近年「ピノガール」という品種を見かけるようになった。

 

これは種が小さく、種ごと食べられるスイカだ。

 

 

 

 

種ごと食べられるとは!

 

これはいい!

 

面倒くさくない!

 

 

とても気に入って、今では、スーパーでスイカを買おうとしたときピノガールがあれば私は必ずピノガールを選ぶようになった。

 

 

が。

 

 

うちの夫はピノガールを食べるとき、すっごく小さなその種をいちいち取り除いて食べるのだ。

 

 

 

 

 

「その種は食べられるんだよ?」

 

 

「分かってるけど、やっぱり種はない方が良くない?」

 

 

小さなピノガールの種を取り除いて食べるのは、普通のスイカの種を取り除いて食べる以上にやりにくいし面倒くさいと思う。

 

 

食べられる種なのだから食べてしまえばいいのに!

 

細かいな!

 

 

……と思うけど、それは本人の勝手なので好きにさせておいている。

 

 

 

 

さて。

 

先日、わたしがルディの散歩に出かけている間に宅配便が届いた。

 

夫が受け取ってくれたらしい。

 

けど……

 

帰宅して、玄関に置かれていたダンボール箱を目にして、わたしはため息をついた。

 

 

「どうしてこのままここに置いているの。ダンボールに害虫がついているかもしれないでしょーが!」

 

 

 

 

わたしは、宅配便を受け取ったら必ずその場で開封し、ダンボールは玄関に用意してある大きなビニール袋の中に密閉する。

 

トコジラミ騒動よりも前からずっとそうしてきた。

 

 

夫は知っているはずなのに。

 

わたしがどれだけ「ダンボールに潜んでいるかもしれない害虫」を恐れて生きているかを!

 

 

 

 

そりゃ、仕事中に仕事の手を止めて宅配便を受取りに出ただけで、

 

その後の開封作業なんてやっている暇はないかもしれない。

 

だったら、箱ごとビニール袋に入れて口を縛っておいてくれればいいのに。


 

 

ピノガールのあんな小さな種を気にするより、

 

ダンボールの害虫を気にして生きたまえよ!

 


 

 

 

ちなみに、その荷物の中身は大玉スイカだった。

 

夫が注文したらしい。

 

スイカをわざわざ注文したの?

 

それってつまり、

 

「トトリが買ってくるピノガールは種が小さすぎて逆に食べにくいんだよー」

 

と言いたいのか?(笑)

 


だから、ピノガールの種は出す必要ないんだってば!


食べちゃいなって!

 

 

 

 

なお、夫の選んだスイカは「金色羅皇(こんじきらおう)」という品種だった。

 

種が少ない品種だそうで、一応夫なりに「スイカの種を面倒くさがるトトリ」に配慮してくれたらしい。(笑)

 

その点は、まあ、ありがとうなんだけど。

 

 

どうしたら夫は「玄関にダンボール箱を放置するの禁止」法案に賛成して実行してくれるのだろうなぁ。

 

 

 

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