たとえば、トコジラミ被害に遭っている人たちでオフ会をしたとする。

 

レストランを予約するとき、

 

「予約名は『トコジラミ被害報告会』でお願いします」

 

なんて言ったら、レストランの人は内心

 

「いやだ、来ないで~」

 

と思うかもね。

 

「トコジラミ連れてこないでしょうね……?」

 

と不安だろうしね。


 

*****

 

これまでのいきさつ:

 

我が家にトコジラミがいる。

 

燻煙剤「Z」を焚いたおかげでだいぶ減ったが、まだ残党がいるような。

 

*****

 

 

 

 

うちに布団乾燥機がある。

 

「設置は面倒だがダニ退治効果が高い」と言われる「マットタイプ」の布団乾燥機だ。

 

マットで布団をくるみ、その上に(保温のため)毛布などをかけ、ダニモードで乾燥させる。

 

終わったら布団をひっくり返し、逆側を乾燥させて出来上がり。

 

 

 

 

しかし、布団乾燥機でダニは退治できても、トコジラミは退治できない気がする。

 

ダニは歩くのが遅いが、トコジラミは速いからだ。

 

布団乾燥機をかけている間、片側は高温になるが逆側はそうでもないので、そちら側に移動して耐えるのだろうと思う。

 

なので、トコジラミ発生以降、掛け布団は定期的にコインランドリーの大型乾燥機に持っていくようになった。

 

 

 

 

分かってる。

 

「トコジラミがついている可能性のあるものなんてコインランドリーに持って来ないでよ」

 

と思われるであろうことは。

 

わたしも、もし自分が「トコジラミが自宅にいない、コインランドリーユーザー」だったら、同じように拒否反応を示したと思う。

 


怖いよね。

 

分かる。

 

ごめん。

 

でも。

 


それ以外に方法がないの。

 

 

 

 

だからこそ、最大限の注意はしている。

 


事前にしつこいくらいにコロコロをかけるし。

 

巨大なビニール袋に入れて持って行き、コインランドリーではどこにも置かないようにしている。

 

乾燥機内にビニール袋ごと突っ込み、そっとビニールだけを引き抜く。

 

そして、最低80分は乾燥機にかける。

 

 

 

 

うちの布団からコインランドリー内に虫や卵が落ちるようなことはしていないと思う。

 

それでも真実を知られればおそらく嫌がられるだろうから、できれば他の方法はないだろうかと考えている。

 

そこで、こんなことを思いついた。

 

 

「夏の車内は高温になるのだから、ビニール袋で密閉した布団を車内に入れておけば、トコジラミの致死温度まで上がらないだろうか」

 

 

 

 

調べてみると、ダニ対策としてこの方法を勧めている書き込みがいくつもあった。

 

ダニ対策か……


トコジラミの場合はどうだろう。

 

試してみることにした。

 


布団でする前に、まずは小さなものからやってみよう。

 

 

つづく

 


それにしても、「トコジラミがいる」ことによって、いきなり嫌われ者になった気分だ。


「トコのこと、知られたら避けられてしまいそう」


だけどこのブログのコメント欄では、皆さま優しくして下さって……


本当にありがとう!


 

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