念のため。

 

 

昨日の記事の

 

「A製薬が飼っているトコジラミのご飯は、おそらくあの動物」

 

というのは、あくまでもわたしの推測であって、

 

実際はマウスかもしれない。

 

マウスでも気の毒なのは同じだけど……

 

 

人類の生活は様々な動物の犠牲の上に成り立っていることを忘れず、

 

感謝して生きようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

トコジラミには、「ディート」という成分が入っている虫よけスプレーが有効と言われている。

 

ディートは虫の「吸血対象を感知する能力」をかく乱し、対象物がどこにいるのか分からなくさせることによって吸血を防ぐ。

 

1946年にアメリカが「ジャングルで戦う兵士」のために開発した、すごい薬剤だ。

 

すごい、けど……

 

 

 

 

トコジラミだってすごい。

 

ほんのわずかにディートを塗り残しているところを見つけだす。

 

そして、そこを刺すのだ。

 

トコジラミ対策でディートの虫よけスプレーを使うなら、

 

絶対に絶対に、ほんの少したりとも塗り残しをしてはならない。

 

 

 

 

ちなみに、もしこれを毎晩完璧に塗ったら、トコジラミは吸血できずに餓死するのだろうか。

 

いや。

 

わたしは、トコジラミがそんな軟弱な結末を迎えるとは思えない。

 

そのときは耳の穴とか鼻の穴とかを刺しにくるのではないだろうか。

 

 

なにしろトコジラミだ。

 

一筋縄でいくはずはない。

 

 

 

 

ちなみにディートは、6ケ月未満の乳児には使用不可である。

 

12歳未満の子どもには使用回数制限あり。

 

大人でも、毎晩欠かさず塗るのは体に悪そうだから、やめた方が良いだろう。

 

(旅先での吸血対策としては、もちろんとても有効だと思う)

 

 

 

 

ところで、わたし、思ったのだけど。

 

「耳なし芳一」の話の作者は、実は

 

トコジラミ被害に遭ってあの話を思いついたのではないだろうか。

 

 

 

大昔も、虫除け効果のある植物などで虫対策をしていただろう。

 

毎晩、トコジラミ対策で身体中に植物エキスを塗っていた人が、ある晩うっかり耳を塗り残してしまい、

 

そうしたら耳を刺されてしまって。

 

とんでもなく耳が痒い目にあって、それであの話を思いついたのではないかと思うのだ。

 

 

 

 

 

 

怨霊から身を守るために身体中に御経を書いたのに、耳だけ書き忘れたがゆえに

 

耳だけ怨霊に持っていかれてしまった芳一。

 

 

トコから身を守るために体中に虫除けを塗ったのに、耳だけ塗り忘れたがゆえに

 

耳だけトコに刺されてしまった筆者。

 

 

ほら同じ!

 

 

 

 

この思いつきをトコLINEグループで披露したところ、

 

「トトリって、本当にいつもどうでも良いことを思いつくよねー」

 

と、ルカさんに褒められた。

 

 

「褒めてない」←by ルカさん

 

 

 

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