植物画(ボタニカルアート)教室-ユリを描きます | お絵かきブログ

植物画(ボタニカルアート)教室-ユリを描きます

6月の教室ではユリを描きます。

品種は「ソルボンヌ」

 

私の植物画のお師匠様、西本眞理子先生のこの本に掲載されています。

 

ソルボンヌの花びらは内側が濃いローズピンクで

外側にかけてだんだんと薄くなり、花びらの縁は白くなります。


華やかさと可憐さをあわせ持ったお花です。

 

※ここで、ちょっとためになるお話※

 

ユリの花は「花びら」と「がく」がとても似ています。
6枚のうち内側の3枚が「花びら」で

外側のやや幅がせまい3枚は「がく」です。

 

「花びら」は内花被(ないかひ)と呼ばれ

「がく」に当たる部分は外花被(がいかひ)と呼ばれます。

 

ユリの花のように「花びら」と「がく」がよく似ている花の場合は

両方を合わせて「花被片 かひへん」と呼びます。

 

つまりソルボンヌの花被片は6枚、ということになります。