生きてると、恥をかくことって多々あるじゃないですか。
恥をかく体験は本当にメンタルにくる。
そんな時に思い返すのは、ステージに立つボーカル。
ウジウジしてる観客に向かって、ボーカルが言った。
「どうせお前ら、今までにもたくさん恥かいてきたんやろ?だったら今さら恥ずかしがってどうすんねん!かかってこいや!」
これ、ボーカルが言うから説得力が半端ない。
ステージに立つボーカルなんか、一体どれだけの恥と失敗を重ねてきたのか…。
今でこそそれなりに人気があるけど、無名の時代なんか相当耐えてきたと思う。
実際、私の父がバンドマンだから、その手の話は聞いたことがある。
フロアには関係者がチラホラいるだけで、みんな腕組みして顔を傾けてジッと見てくる。
どんなに煽っても、どんなに全力でパフォーマンスしても、誰も反応しない。
完全に白けたその空気の中でやりきる。
だから当時の父は、酒を飲んだ状態でステージに立って、なんとか乗り越えていたらしい。
客がいない中でステージに立って、誰も反応しない中で煽ってを繰り返す。
人気が出てカッコつけてステージに立っても、ファンの前でやらかすこともある一発勝負。
それを乗り越えてきた人たち。
それに比べたら、私の恥なんて大したことないなって。
あんだけ恥晒してものし上がってきた人がいるんだから、私ももっといけるはず。
恥なんてすでにたくさんかいてるんだから、これからどれだけ恥晒そうが同じこと。
堂々と生きよ。