冷蔵庫に食べ物をしまうと、存在を忘れて、腐らせてしまう…。

 

これが私の悪い癖。

 

 

原因はわかっている。

 

 

例えると、多くの人がこんな経験あると思う。

 

近所にあった建物が解体されて無くなったけど、よく通っていた道で記憶にあるはずなのに、何の建物があったのか一瞬わからなくなる…という経験。

 

あれ、ここ何があったんだっけ?って。

 

 

つまり、いつも視界に入っていても、意識しなければ記憶に残らない。

 

 

私が冷蔵庫を開ける時は、大抵、何か目的のものがあって開ける。

 

牛乳を取りたければ、私の頭の中は牛乳のことしか考えていないので、冷蔵庫を開けた時に他のものが目に入っても、そのものを認知するのは視界に入ったその一瞬だけで、牛乳を取って冷蔵庫を閉めれば、さっぱり忘れる。

 

視界に入って認知したその一瞬で、「今食べよう」と手に取らない限り、目的のものを手に取って冷蔵庫を閉めれば、私は冷蔵庫に何があったかなんて忘れる。

 

 

たぶん、私の障害のせいもあると思う。

 

自閉スペクトラム症とか、統合失調症の認知機能障害があって、元からうっかりした物忘れが多いのに、昨日のこともなかなか思い出せないような記憶障害がある。

 

だから、忘れてはいけないことは、普段からその場でメモをする。

 

冷蔵庫にも、何が入っているかをメモした紙を貼ったほうがいいかもしれない。