SNSが発達した現代では、街中の人が無許可でネットに晒されることも少なくない。

 

人混みに紛れている人なら晒されることはないが、目立った言動をとった人はすぐさま動画を撮られ、「キチガイがいたwwww」などとタイトルをつけられてSNSにアップされてしまう。

 

ネットにアップされた動画を見てみると、多くの人がどこかしらかに障がいを持っているだろうと思われる。

そういった動画の中に、ヘルプマークをつけている人も実際いた。

 

昔の私は、そういった動画を見てケラケラ笑っていたのだけれど、母が「変わった人を笑うものじゃない。勝手に撮って馬鹿にして笑うのは悪趣味だよ」と言ったのをきっかけに、私は自分の過ちに気づいた。

 

今となっては、そういった類の動画を見ても、嫌悪感しか感じない。

 

私も障がいを持っているので、外出中にパニックになって目立ってしまう時がある。

外出はいつ盗撮されてネットにアップされるかわからない不安がつきまとっている。

 

過ちに気づかせてくれた母に感謝。