少し自慢させていただくと、
私は、けっこう仕事が早いほうです。
(単なる自慢話で終わりませんので、ご安心を。
簿記受験生のみなさんは、これからお話することを
学習に応用することで学習スピードを上げることができます)
自分ではそれほど意識していないのですが、
以前、ある会社で働いていたとき、
「才さんは、おそろしく仕事が早い」と言われました。
どうしてだろう?と我が身を振り返ると、
ひとつ思い当たることがありました。
私の頭のなかには、
仕事の優先順位が正確に記憶されているんです。
例えば、ABCDという4つの仕事をやらなければならないとき、
「B→D→C→Aという順序で仕事を進めることが最善だ」
と即座に判断して、それを正確に記憶しておけるんですね。
だから、迷いがありません。
「あれ、次、何やるんだったっけ?」とか
「そういえば、あれもやらなきゃ…」といったような迷いが生じないんです。
面白いことに、優先順位をつけ、それを正しく記憶し、
迷わず実行していると、気づいた頃には、
Aの仕事をする必要がなくなっている…ということもあります。
優先順位の高い仕事をしているうちに、
優先順位の低い問題が自然と解決したり、
優先順位の高い仕事に、優先順位の低い仕事が混ざっていたりするんですね。
だから、他の人より、仕事が早かったんだと思います。
これは、受験にも当てはまります。
学習スピードが早い受験生は、
正しい優先順位をつけて、それを正しく記憶し、迷わず学習しています。
迷いが無いことにより学習効率が上がる。
場合によっては優先順位の低い学習を省略できる。
そういう現象が起きているわけですね。
優先順位づけが弱い人、その記憶があいまいな人は、
「正しい優先順位をつけて、それを正しく記憶する」
ということを意識的にやってみてください。
学習スピードが上がりますよ~!
才隼人
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