棚卸資産の評価損の処理方法(切放し法と洗替え法) | 簿記スクール メイプルのブログ

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みなさん、こんにちは!

 

簿記の教室メイプルのみなみです。

 

今回は棚卸資産の評価損の処理方法、すなわち、切放し法と洗替え法について、お話しさせて頂きます。

 

簿記1級で学習しますが、棚卸資産の評価損の処理方法として、切放し法と洗替え法があります。

 

切放し法は決算で計上した評価損の戻入れを行わない方法であり、洗替え法は戻入れる方法です。

 

いずれの方法も論拠があるのですが、切放し法は、将来に損失を繰り延べないために行われる会計処理において、いったん費用処理した金額を正味売却価額が回復したからといって戻し入れることは、固定資産の減損処理と同様に、適切ではない、だから切放し法が良いと考えています(棚卸資産の評価に関する会計基準、結論の背景57)。

 

それに対して洗替え法は、棚卸資産の評価損は、固定資産の減損のように損失発生の可能性の高さは要件とされていないことや、正味売却価額が回復した際の事実を反映することが出来る点から洗替え法が良いと考えています(棚卸資産の評価に関する会計基準、結論の背景56)。

 

制度上は、いずれの方法も棚卸資産の種類ごと、簿価切下げの要因ごとに選択適用することが出来るとされています。ただし、いったん採用した方法は、原則として、継続して適用しなければならいことになっています。

 

それぞれの方法の論拠は、日商簿記1級の範囲を超える話だと思うので、2つの方法の意義と制度上の扱いを覚えておけば良いと思います。

 

それでは、この後も前向きにポジティブに頑張って下さいね!