《絵本》日本とスウェーデンのやかまし村 | 北欧スウェーデン語の絵本屋さん《Bokhandeln Blog》

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北欧スウェーデン語のユーズド洋書絵本をメインに雑貨も扱う、Lilla Bokhandeln(リッラ・ブークハンデル)のお知らせを主に扱うブログです。

1月だというのに暖かい日々。

個人的には暖かくていいじゃないか、というよりも
地球規模で「大丈夫か?」という
不安な気持ちが先行してしまいますが。

ちょっと寄り道のハナシになりますが、
この年始にいくつか寺社仏閣を回ってみて、
自分が子供のころと比べて、
屋台がかなり少なくなったように感じました。

本来の「参拝」というものは
屋台を目当てに行くものではないのは
アタマでは理解しているものの、
ちょっと物足りない感じがしますね。

「射的」とか「輪投げ」とか、
もはや絶滅危惧種になりつつあるのでしょうか。

で、本題。

ちょいちょい集め始めた
日本語訳版のスウェーデン語児童文学&絵本。

この年始に購入した「やかまし村」ですが、
ちょっとスウェーデン語版と並べてみましたよ、と。

本当はシリーズ第一作目を並べたかったですが、
ちょっとスウェーデン語版のソレがなかったので、
第二作目の「春夏秋冬」を並べました。



なんということでしょう!
まるでまったくの別の本…



こちらがスウェーデン語版。
イラストはイングリッド・ファン・ニーマン(Ingrid Vang Nyman)。



こちらが日本語版。
イラストはイロン・ヴィークランド(Ilon Wikland)。

どちらもリンドグレンの作品には
欠かせないイラストレーターですが、
日本語版のイロン・ヴィークランドのイラストは
どこから持ってきたんだろう。

絵本版のやかまし村は
イロン・ヴィークランドが担当していますけど、
児童文学版のイラストの出元がわかりません。

もしかして日本語版のために描いてもらった?
(この真相についてはウチではまだわかっていません)

ピッピも日本語版が出版された時には
挿絵がほかの絵に差し替えられていましたが、
もしかして当時はニーマンの絵って人気無かったのかな…

そんなにイングリッド・ニーマンの絵がイヤですかね?

» イロン・ヴィークランド(Ilon Wikland)作品の絵本

イングリッド・ファン・ニーマン作品のコーナーは
まだないですが、そのうち作るかも。

mvh ビョルネン・ソベル