《雑記》Lilla Bokhandeln(リラブ)とムーミン | 北欧スウェーデン語の絵本屋さん《Bokhandeln Blog》

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北欧スウェーデン語のユーズド洋書絵本をメインに雑貨も扱う、Lilla Bokhandeln(リッラ・ブークハンデル)のお知らせを主に扱うブログです。

連日のブログ投稿、頑張ってみます。
時間があれば、ちゃんと更新したいと思っているのです。

久しぶりに絵本以外のことを書きたいと思います。
連日スウェーデン絵本のことを書いてもいいんですけどね。

さて、まずは画像がまったくないと
間がもたないのでとりあえず
クリスマスのストックホルムの写真でもどうぞ。


Ola Ericson/imagebank.sweden.se

ストックホルム中心地の、
古くからの街並が残る
ガムラスタン(Gamla Stan)という地域の写真です。
※ 自分が撮ったわけではないです

留学中は行こうと思えば毎日行けたのに、
やっぱり実際に住んでしまうと
なかなか行かなくなってしまうのが不思議。

何事に関しても、
近すぎず遠すぎずの距離感が大事なんです。

「いつか行きたいな」とか、
「また行ければいいな」とか、
思い焦がれるくらいが
ちょうどいいんだと思います。

さて、昨日のブログに書かせていただいた
レナート・ヘルシングについていかがでしたでしょうか。

本当に伝えたいことを詰めた後編については
明日アメブロにアップする予定ですが、
正直、ほとんどの方があまり興味なかったと思います。

でも、ムーミンやピッピなど、
もう既に日本である程度の知名度を得ている
彼らを紹介することはLilla Bokhandeln(リラブ)の役割では
ないと考えているのです。
どーん!(←効果音)

身も蓋もないハナシをすれば、
ムーミン関連は商売になるから
いろんなメディアで取り上げられますし、
いろんな雑貨屋さんでグッズを売っています。

しかし、ムーミンの他にも
スウェーデンには素晴らしい作品があるんですよ、と。

スウェーデン語絵本を原書で
(ヘタだけど)読むことができる強みを活かして
それらを紹介していくのが
リラブの役割かなと思っています。
どーん!(←効果音)

でもイベント参加時にはムーミンの絵本を
目立つように置いていたぢゃないか、と
鋭いツッコミをされる方もいるでしょう。

それは、ムーミンのチカラを借りて
少しでも当店に興味を持っていただき、
その中の0.1%のお客さんでもいいから
その先にあるスウェーデン絵本に
興味を持っていただければいいなと思っているから。

その意味ではリラブにおいて
ムーミンの存在は大事なのですが
あまり大々的に「ムーミンの絵本あるよ!」と
大声を上げようとは思っていないのです。

Aさん「あー、ムーミンだー」

Bさん「ムーミンってスウェーデン語なんだねー」

Aさん「なにこれ、他にもこんな絵本あるんだー」

Bさん「スウェーデン絵本、マジヤバくない?」

A&B「すみません、この店の本まるごとください」

いつかこういったお客さんが
増えてくれればいいなと思う毎日です。



ということで、ムーミン作品販売中ですよ、と。
(売り切れが多くてごめんなさい)
» ムーミン関連作品ページ

ええ、ええ、読めないのはわかっています。
かつてのカンフー映画俳優の言葉を借りれば、

Don't think, feel.

ということで雰囲気を楽しんでいただければと。

これからも細々とまだ日本にあまり紹介されていない
マニアックなスウェーデン絵本を紹介し続けてみます。

mvh ビョルネン・ソベル