タイトル通りなのですが、今回TEAC PD-301-Xを購入しました。

 

PD-301-X | 特長 | TEAC - プレミアムオーディオ

 

このプレーヤーを購入した大きな理由なのですが、FMチューナーが欲しいな。

と思っていてヤフオク、その他で中古を探していることを松野さんにお話をした所、

 

「これがあるよ~」

 

って教えて頂きました。

 

FMチューナー、現行品の新品で買おうとするとアキュフェーズやマッキントッシュなど、物凄い高額な物しか無くて・・・

調べてみると、何とセルフ電源式で、更にFMまでデジタル出力が出来てしまうという優れもの!!

後日、松野さんとTELでお話をした時に、

 

「ご紹介頂いたTEAC、これは良さそうですね~」

 

という話になり、早速買ってみる事にしました。

 

 

こちらが購入後に動作確認をして、早速中身を確認した状況です。

 

まずはどんな感じで改造するかを頭の中でシュミレーションして、

 

 

次に作業出来る状況までバラしてみました。

 

 

そして、改造後です。

 

作業的にはケンブリッジオーディオのCDプレーヤーの時とほぼ一緒です。

標準搭載のDAC、BurrBrown PCM5142のI2S入力の手前のチップ抵抗から信号を取り出しますが、今回も正確にはI2S信号では無く、右詰めの信号でした。

という事で今回もCS8421を使って32ビット192KHz出力にしました。

このCDプレーヤーにR2R DACを使用したい時は出力をLJにチップ抵抗を交換すればすぐにマルチビットDACでも楽しめます。

 

後はCDプレーヤーは、やはりディスクの回転をいかにして安定させるかが肝心ですので8200uFの電解コンをパラで挿入し、後はmini DSPのデジチャンのSPDIF入力にモノの信号で入力出来るように、SPDIF出力を増設しました。

 

 

とにかく内部のスペースが普通のCDプレーヤーと比較しても狭いので、試行錯誤しながら基板とパーツが干渉しないかを確認しながら収めるのがとても大変でした・・・

 

 

完成後、電源は

 

Wトランス仕様、DC12V+DC5VACアダプターを2台作成しました♪ | boketinn1のブログ (ameblo.jp)

 

上記でTEACを稼働し、DACは

 

新エレアト社製DSD原理基板+中華製AK4137 P2DでDACを製作しました | boketinn1のブログ (ameblo.jp)

 

去年完成させた、こちらのエレアト製のDSD原理基板で音出しをしてみました。

ヘッドフォンで聴いた感じですが、以前に改造したケンブリッジオーディオ社製のCDプレーヤーと同等レベルは間違いなく良さがあると感じました。

 

こちらのTEAC、松野さんも興味を持たれていますので、後日松野邸視聴会の時に視聴して頂こうと思っています。

 

あと改造して分かった事があるのですが、FMの出力もI2S出力として取り出せるつもりで改造をしたのですが、FMの音声出力は標準仕様のアンバランス出力と、デジタルはSPDIFとTOSLINKでしか出力出来ない事が分かりました・・・

この点は自分的には凄く楽しみにしていただけに残念ポイントではありますが、確かにラジオの出力自体がアナログ式で、それをデジタルにし、更にDACに繋いでD/Aするのは確かにナンセンスと言えばナンセンスな訳でして、これは仕方がないのかな?

 

と思っています。