2023/09/16 Sat. State Route 11, Rainy River Wayside, Minnesota
ミネソタ州道11号線レイニー川休憩所
アメリカ本土最北の州道11号線を東へ向かって進んでいたところ、路肩に休憩スペースがありましたのでビュイック・アンコールを止めて少し休憩しました。最初はトイレを利用するだけのつもりでしたが、林の中に「謎？」の階段がありましたのでちょっと下りてみることにしました。
階段を下りた先はレイニー川の河畔でした。河畔は結構荒れていて、あまり歩き回れません。見える範囲で川の様子を観察しました。
レイニー川の対岸はカナダ。ノーダコタ州内で国境線と並走していた時のカナダ側の州はマニトバでしたが、東へ進み、西経95度を越えたところからは対岸の州がオンタリオになりました。カナダのオンタリオ州はここから1000km以上も続く長大な州になっています。
川の中間点付近には船を浮かべて釣りを楽しんでいる男性たちがいました。男性たちは私がカメラを向けていることに気づいて何か叫んでいましたが、100mくらい離れていたこともあって何を言っていたのか全く分かりませんでした。
土曜日の午後にのんびり釣りをしている様子を見ると、アメリカ・カナダのレジャー環境は日本と比べ物にならないくらい進んでいることを実感します。北米では子供を連れてレジャーへ行き、その経験をまた大人になってから子へ伝授していく。一方、日本のレジャーは流行り・廃りで動いていくため、今後2～3世代ではこの傾向は改善されないものと容易に想像できます。
アメリカのレジャー事情を噛みしめながら再びビュイック・アンコールに乗り込み、東へ向かって進んでいきます。