中国でビジネスがうまく行かない理由 | Bokensdorfのブログ

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国際結婚から考えた「隠れた構造・隠れた文化」について
加えて「世の中の仕組みは実はこうなっている」について書きます

上海に行ってきたので
中国に関するビジネスの話しを少し書きます。


中国はいま日本の食品の輸入を部分的に禁止しています

原発事故が理由です

日本の食品は汚染されているから
輸入しない

部分的というのは、2011年の11月24日から
以下の物以外は解禁になったからです。

10都県(福島、群馬、茨城、栃木、宮城、新潟、長野、埼玉、東京、千葉)内の工場で製造されているもの


日本人はほとんどこの事を知りませんが
この都県の食品は汚染されていると
中国は判断している訳です(←リンク)

東京・千葉、埼玉産の野菜もダメだと。



解禁になっても、実は輸入は進んでいません

何故かと言うと
「産地が10都県以外の工場である」という証明書を
商品ごとに(メーカーごととか県単位とかではなく)
取得して輸出しないとならないからで
それはものすごい手間です

通関も今までの三倍の時間がかかる

すると生鮮品は持ちません


日本の食料品の中国輸出はいまだに
絶望的なのです




東電は食品商社のビジネスがゼロになっても責任は取りません




【続く】





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