8. 日本の病院/ 番外編-1 | Bokensdorfのブログ

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国際結婚から考えた「隠れた構造・隠れた文化」について
加えて「世の中の仕組みは実はこうなっている」について書きます

■ 番外編-1


日本の看護婦さんと話す機会があった。(友人の奥さん)

日本でも医薬分業を進めようとしている。
しかし、彼女の話では最近の病院は薬を出さなくなってからは
売り上げを補う為に検査の数が膨大に増えているという。

何か構造的に病んでいる。


説明のできない医者の話も尽きない。特に年配の医者。

子供がアトピーらしいと心配したお母さんが彼女の病院に来たとき、
お母さんが医者に

「アトピーかと思うんですが・・・」

と言ったら医者は
「アトピーと分かってるんならウチに来る必要はないだろう。」
と言い放ったとか。
(彼女はそこの病院で働くのをすぐ辞めた)

彼女が自分の子供が骨折して病院に連れていったとき、
「肘を骨折していると思います」と言ったら
「いや、してない」
といきなり否定されて触診だけで終わり。

結局骨折が後日判明した。(その間、彼女は自分で子供の腕にシーネをつけた)

要するに医者は「彼女が判断した」という事が気に入らなかったわけだ。


家内の母が来日したとき、風邪をひいてかなりグロッギーで病院に連れて行った。
家内が「衰弱しているから点滴して欲しい」という意味の事を先生に言ったら、
言下に「しなくて良い」と言われた。
特に説明はない。
何も分からずに家内は言っているのではない。
前にも書いたが、家内は医療に相当詳しい。
この話も、看護婦の友人によれば「気に入らなかったのよ」

私もそう思う。

先生と呼ばれるものが人を見下すような風潮があるかぎり、
素晴らしい国だとは言えないだろう。


【続く】



 素晴らしい日本の美
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