プリントゴッコのいない年賀状 | 静謐と冒険 ~「邦画にほえろ!」別館~

プリントゴッコのいない年賀状

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女優の谷村美月さんから直筆の年賀状が来ており感激いたしました。
以前再会した際に私のことを覚えてくださっていたので、その後もちょいちょいお手紙させていただいていたのですが、まさかこういう形でお返事がいただけるとは思いませんでした。
さすが年賀状のCMに出演されているだけのことはある・・・。

一時期私は、年賀状というシステムが嫌いで、会社の上司同僚だとか、大学のゼミやサークル仲間には、来ても出さなかったものでした。

非礼不義理は承知しておりましたが、なんか不合理な気がしたのですよ。
上司同僚なんて毎日顔合わせているのに何でハガキを出さないといけないんだ。
大学時代の友人は仲間なんだから、年賀状なんて形式がなくても通じ合える、と。
実際、大学を出たばかりの頃は折にふれ、学生時代の友人とよくつるんでましたから。

ただ、やがてそれも、各自が家庭を持ったり転勤転職するようになると、なかなか会わなくなってまいりましたけども。

上司同僚に関しては今でも年賀状を出さない気持ちに変わりはありませんが(←ええんかいな)、学生時代の友人については、最近だんだんと考えが変わってまいりましたね。


確かに形式ではない友情があったと思いますが、同じ波止場から出発したので、たまたま互いの船が近接していたに過ぎなかったのですね。
いま、当然ながら互いの船は遠くて、連中がどこでどんな航海をしているやら、あまり様子がわかりませんもの。
なるほどこういう時に、年賀状は遠い航海をする仲間の音信を伝える良きものになるなあ、といまはそんな風に思います。

さりとて今となってはなす術もなし・・・。
なあに、奴らのことだから何とかかんとかやっているだろう、と根拠なく思っております。

まことに、便りのないのは元気な証拠というやつで。