遅まきながら藤巻潤
元旦から熱を出して伏せっておりましたので、4日になってようやく初詣に行った次第です。
わが家の初詣先はふたつ。
大阪天満宮と、地元の神社です。
これは遺伝なのか生活習慣なのか、独り身で暮らしていても、行く初詣先は変わりません。
子どもの頃はこの大阪天満宮への初詣と併せ、ホテルプラザの新春遊戯コーナーへ寄り、母方の祖父母の家を訪ねる・・というのがワンセットのようにありました。
正月が来る度に、父と母と私の3人、妹が生まれてからは4人で、父の車で繰り出す、という。
小さい時はいざ知らず、小学校の高学年くらいになると、これが億劫で嫌になってました。
思春期ですしね、また正月番組をのんびり観たかったのね(←思春期?)。
でまあ、大学入るか入らないかのあたりで私は抜けてしまって、後は残りの3人でやっていたのですが、妹も長じた頃には、気がついたらそういう習慣もなくなってました。
不思議なのはですね、あれほど嫌だったその習慣が、いまたまらなく懐かしい。
何ならもう一回行ってもいい、そう思いますね。
しかし、祖父母の家もホテルプラザも、いまはもうありません。
時と同じく、習慣も帰らざるものとなりました。
通り過ぎてみると、あれも幸せだったのかなあ。
あんなに嫌だったものが、通り過ぎて歳月が経つと、あれは幸せだったと実感するものなのですねえ。
思春期の自分の気持ちはよく理解できるのですが、ここにその頃の私がいたら、「ねえ、ええんやろか、それで?」とちょっと話してみたいと思いますねえ。
地元の神社は静かで趣のあるたたずまいであり、私はすごく好きです。
今日はオンシーズンだからテントが出ていますが、あれがないともっと美しく屋根が映えます。
ここも小さい頃、よく夏の縁日に通ったっけ。
聞けば、このお社も老朽化で建て直さないと・・という話もあるようです。
時は流れる一方ですね。
