心理セラピスト

 白根月子です。

 

 

今までの話はこちら↓↓↓

 

『無理しないでいいよ』は、指図する言葉【1】

 

『無理しないでいいよ』は、指図する言葉【2】

 

『無理しないでいいよ』は、指図する言葉【3】

 

『無理しないでいいよ』は、指図する言葉【4】

 

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あなたのお子さんは

あなたに

弱音を吐き出せていますか?

 

 

あなたは、

お子さんの弱音を

受け止めてあげていますか?

 

----- ----- ----

 

 

 

この一件があって、

 

私は、ようやく

 

 

 

“子どもの気持ちによりそう”

 

 

 

ということが、どういうことなのか

 

 

なんとなくわかったような

気がしました。

 

 

 

 

話が少し反れますが、

 

 

 

 

カウンセリングの訓練を受ける時

 

 

クライアントの言ったことを

クライアントが使った言葉を使って

復唱する

 

 

という技法があります。

 

 

 

 

相手が使った言葉をそのまま

復唱することで、

 

 

 

相手は

 

 

自分の言ったことを

わかってもらえた

 

 

という気持ちになります。

 

 

 

また、

自分が話したことは

内耳(主観)で聴いていますが、

 

 

 

復唱することで

 

 

 

相手は、

 

自分が言ったことを

外耳(客観)で聴くことができます。

 

 

 

 

自分が主観で話したことを

客観的に聴くことで、

 

 

気づきにつながることがあります。

 

 

 

 

単なる復唱ではあるけれど、

 

 

実はこれ、

案外難しいんです。

 

 

 

①復唱しようとした途端、

相手が使った言葉を忘れてしまう

 

 

例えば

「私にはそれがとても腹が立つんです」

 

と、相手が言ったとします。

 

 

そんな簡単なことなのに

 

「あなたはそれがとても悔しいんですね」

 

って答えてしまったりすることがあります。

 

 

 

 

どうしてでしょう?

 

 

 

 

自分の中に

 

「怒ることは良くないこと」

 

「怒っちゃいけない」

 

 

っていう

無意識的な思い込みがあると

 

 

 

相手の言った言葉を

 

 

自分の気持ちに沿った言葉

変換してしまうんです。

 

 

 

 

②復唱できない

 

 

これもまた、

 

どうしてぇ~?

 

ですが、

 

 

例えば子どもが

 

「学校に行きたくない」

 

と言った時、

 

 

 

「そう、学校に行きたくないのね」

 

なんて言ったら、

 

本当に行かなくなってしまうんじゃ

ないか

 

って思う場合もあるだろうし、

 

 

 

 

子どもがそういったとたん

 

「何て言ったら学校に行ってくれるかな?」

 

「どうしたら、

 子どもの気持ちを変えられるかな?」

 

 

とか、

 

 

つい、いつもの自分の思考に

スイッチが入ってしまったり、

 

 

 

そうすると、

復唱することすら

頭から抜けちゃいますよね。

 

 

 

 

 

③質問攻めにしたり

 自分の考えを言ったり

 アドバイスしてしまう。

 

 

これは、②の続きになりますけど、

 

 

自分の思考にスイッチが

入ってしまって、

 

 

「どうして?」

「何かあったの?」

「熱があるの?」

「気分が悪いの}

「どうして学校に行きたくないの?」

 

 

って、

 

 

何とかして子どもから

理由を聞きだしたくなってしまったり、

 

 

 

 

学校に行かないといけない理由を

一生懸命に話したり、

 

自分の経験や知識の中から

アドバイスしてみたり。

 

 

 

もしかしたら、

このタイプの人は、

 

 

自分では気づいていないかも

しれないけれど、

 

 

怖さを感じることが苦手

 

 

なのかもしれません。

 

 

 

だから、

 

質問したり、

自分の考えやアドバイスを

話し続けることで、

 

 

 

自分ではそうは思って

いないけれど、

 

 

自分の『怖い』という感情を

見ないようにしている

のかもしれません。

 

 

 

 

子どもの気持ちに寄り添う

 

そのためには、

 

 

 

まず親が

 

子どもの気持ちに

寄り添えない理由を

知ること

 

 

が、大切だと思います。

 

 

 

自分を知る

 

 

これも復唱と同じで、

 

 

 

自分一人で考えても

 

どこまで行ってもそれは

主観でしかないし、

 

 

 

本を読んで気づいたとしても

 

自分の中にあるものが

何も変わっていなければ

頭でわかっただけで、

変わってはいないし。

 

 

そこから、いろいろ考えても

 

復唱しようとして、

相手の言った言葉を

自分の気持ちに沿った言葉に

変換してしまうのと同じで

 

 

知らず知らずのうちに

自分に都合の良い解釈に

変換している場合もあります。

 

 

 

まず自分が変わる

 

そもそも、それがどういうことなのか

わかっていなければ

 

変われないんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

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インナーチェンジングセラピー羽  白根月子
一般社団法人メンタルヘルス協会認定
上級カウンセラー 

メンタルサポート研究所グループ所属
 NPO法人こころサポート活動会員