子どもが

不登校になった時、

 

病気だったり、

 

学校で

嫌なことがあったとか、

 

子どもが学校に行きたくない

原因が

はっきりしている場合も

あると思います。

 

だけど、

どうして学校に行かなくなったのか

わからない場合、

 

つい、

 

「どうしたら

 他の子みたいに

 学校に行ってくれるんだろう」

 

と、考えてしまうことが

あると思います。

 

 

 

 

心理セラピスト 白根月子です。

 

 

理由もわからない

 

原因もわからない

 

そんな不登校・ひきこもり

 

 

実は、

子ども本人が

自分で

 

「行かない」

 

と決めているんです。

 

 

もしかしたら本人も

 

「どうして学校に

 

  “行けない” 

 

 んだろう」

 

と悩んでいるかもしれません。

 

 

自分で、

 

“行かない”

 

と、決めているとは

思っていないかもしれません。

 

 

 

でも、本当は、

 

“行けない”

 

のではなく、

 

“行かない”

 

のです。

 

 

 

だから、

子どもを何とかしよう

とするのは

難しいのです。

 

 

 

例えば、

 

あなたが会社で

上司に

 

「コピーを取って」

 

と頼まれて

コピーを取ったとします。

 

 

 

あなたは、

上司に言われたから

コピーを取ったと

考えているでしょう。

 

でも、実は、

 

あなたは、あなたの意思で

コピーを取ったのです。

 

なぜなら、

 

自分で席を立ち

 

自分で歩いて

コピー機まで行き、

 

自分でコピー機を操作しなければ

 

コピーを取ることはできない

からです。

 

 

何故かわからないけれど、

 

コピーを取るのが

嫌になったら、

 

あなたは、

上司に頼まれても

 

自分の席を立たないし、

 

コピー機まで行かないし、

 

コピー機を操作しない

 

のです。

 

 

 

我が家の二男も

 

何度か

学校に行こうと

したことがありますが、

 

途中で、

Uターンして

帰ってきてしまったことが

あります。

 

 

途中で事故にあったとか

 

急に意識を失って倒れた

 

とか、

 

その場合は、

 

“行けなかった”

 

となるのでしょう。

 

 

 

でも、

 

二男は、

 

歩いて家まで

帰ってきたのです。

 

 

Uターンせず、

そのまま学校に向かって

歩いて行けば

 

学校には行けたのです。

 

 

誰かに体を掴まれて

Uターンさせられたのでは

ありません。

 

自分で

Uターンしたんです。

 

 

本人は、

 

「やっぱり

 

 “行けなかった”」

 

と言っていましたが、

 

 

本当は、

 

「やっぱり

 

 “行かなかった”

 

のです。

 

 

 

自分でも

気づいてはいないかも

しれないけれど、

 

自分で

“行かない”

選択をしている人を

なんとかしようとしても

逆効果です。

 

 

 

あなたは

 

「もうお腹いっぱい

 これ以上食べられない」

 

状態のとき、

 

「もっと食べてね~」

 

って、次から次へと

食事を運んでこられたら

 

どんな気分になりますか?

 

 

「もう眠い・・・

 早く眠りたい」

 

のに、

 

寝かせてもらえなかったら

 

どんなに辛いでしょうか。

 

 

子どもを

何とかしようと思うのは、

 

 

お腹がいっぱいなのに

もっと食べろと言っているのと

 

同じです。

 

眠くてたまらないのに、

寝るなと言っているのと

 

同じです。

 

 

 

 

 

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一般社団法人メンタルヘルス協会認定カウンセラー

メンタルサポート研究所グループ所属

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