11日(水)

 今年も皆さん元気に年を越され、元旦の早朝から皆さん早起きされました。前日の紅白歌合戦を終盤の方まで見ていた方も朝早くに起きられご挨拶を交わしました。朝食まで時間がある中、皆さんフロアに集まり日が昇るにつれ、段々と外の景色も明るくなっていき皆さんで初日の出を見て新年を迎えました。今年も皆さんと元気に楽しく過ごせるように一日一日を大切に過ごしていきたいです。

 

18日(水) 

12月の末、新たにYSさんが入居されました。おうちでは一人暮らしをされていましたが、外出が難しくなり、食事の準備などお手伝いが必要になったのです。もう2週間ほどになりますが、フロアで過ごすことを好まれ他のお年寄りやスタッフと和やかにお話しされています。ボエンデのあかねユニットは3階にあります。リビングの1面、サンルーム両面がすべてガラス張りの窓になっていて、お隣の切通公園の緑や上井草の街並み、移り行く空の風景が借景となり、毎日美しく変化して皆を楽しませてくれます。ご自分の居室よりもリビングの自席やソファーで過ごすことを好まれるお年寄りが多くおられます。名前や、いったい相手が誰なのか分からない様子でも、なじみの人、見たことのある人が側にいて、話しかけたり、話しかけられたり、一緒においしいものを食べたり、自分はここに居て受け入れられ、ときにはみんなの役に立ったりしている…、そんな人との触れ合いが生きる力になっているのだと思います。今、YSさんは食事の盛り付けや、食器をきれいに拭くことなど本当に楽しそうにしてくださっています。残りの人生が豊かなものであるよう、ボエンデというグループホームで暮らすことがそのお手伝いになればと願っています。

 

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この日はあいにくの雨で、午前10時のティータイムでは皆さん外を眺めて「あーあ、雨だわ。すごいザーザー。」「なんだか寒いわね。」などと話されていました。そんな中S.Tさんが「雨雨ふれふれ、母さんが~♬」と歌い始めました。すると正面に座っていたH.Yさんもつられて「蛇の目でお迎え嬉しいな。」「ぴっちぴっち、ちゃっぷちゃっぷ、らんらんらん!」と2人で歌い始められました。二人が歌い始めると周りのお年寄りも手を叩いたり、頭を左右に振ったりと皆さん和気あいあいと、楽しまれていました。