ワードプレスデータを移動しようした時に気をつける事:さくらサーバーからエックスサーバーに引っ越し | ブックオフ出張買取

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研磨ラボも月で500枚前後の依頼がくるようになりました。
大口の方も対応できますのでご連絡ください。
毎月、企業様からもご依頼をいただいています。

 

・・・という宣伝というか業務状況の説明から始まりました。
今回は山崎の身に起きたトラブルと解決方法を書きます。
要は前回、書いてた嘘の記事に辿り着いたり知りたい情報のなかったお話です。

 

記事タイトルになっているので察しはついていると思いますが
この度、研磨サービスのワードプレスをさくらサーバーからエックスサーバーに引っ越しする事にしました。
そこで起きたトラブルや解決法を今回は記事にしていきます。

 

まず何故サーバーを移動しようとしたのかについて・・・
研磨ラボのサイトは6年ほど前に作成していまして・・・
CGI版という処理がされていましたが2018年4月からモジュール版という高速化の処理ができるようになりました。
そのモジュール版を使用するには契約を再度おこないモジュール版用のサーバーにデータを引っ越しする必要がありました。
それにプラスして他の作ったサイトがエックスサーバーに入れてあったので旧世代の処理を使っているさくらサーバーにデータを置いておく理由がありません。

 

かくして”さくらサーバーからエックスサーバーへデータの引っ越し作業”は始まったのです。
 

・・・で、あんまりワードプレスを知らない人にもわかるように説明するとワードプレスは3つの部品で出来ていてそれらの引っ越し作業が必要となったわけです。
2020年12月におこなった作業です。
データの管理方法や更新があった場合、やり方が変わっている可能性があります。

 

その1 ドメイン
サイトの住所みたいに覚えておけば大丈夫
この作業はどこのサーバーを見にいくかを設定する作業です。
僕の管理していたサイトで言えば今まで”さくらサーバー”のデータを見ていたのを”エックスサーバー”を見るようにする設定。
ドメインを管理しているサイト(お名前.comやムームードメインなど)にログインしてネームサーバーの名前を変更

※ネームサーバーの変更は時間がかかります、データが書き換わっている間はどちらのデータを参照するか予想がつきません・・・なので早朝や深夜など人が閲覧しにこない時間帯に作業する方がいいでしょう

 

ちなみにエックスサーバーでドメインの設定を作成して上のネームサーバーを変更したらwww.example.comじゃないとサイトが見れなくなる現象にあいました。その際、ドメインの初期化をして解決しましたがワードプレスのデータを全て削除されたので先にこっちから作業した方が楽かもしれません。(データを入れる前に参照が変わるのでサイトは当然、見れません)

 

その2 ワードプレスのデータ
サイトの枠(骨組み)みたいなデータ
ファイルマネージャーに格納されているワードプレスデータを移動させます。
FTPでデータを移動すると紹介されていますが直接ファイルマネージャーからZIPでダウンロードをして移動先へZIPのままアップロード→展開で移動する事もできます。
FTPより時間は早く移動できますが置きたい場所にフォルダを作成して展開する為、理解していないと危険です。
※展開はワードプレスのデータ量にもよりますが時間がかかります(うちのサイトで5~10分ぐらいでした:5000ファイルぐらい)
展開をしている間はフォルダの中を覗いても解凍が終わったファイルしか見えません
エックスサーバーのフォルダの中にINDEX.PHP”まずデータをアップロードしてみようぜ”と見せているデータがあります。
データを入れてもINDEX.PHPを優先して参照する為、サイトが見えません。
”まずデータをアップロードしてみようぜ”が出続けるので煽られてる気がしてきます。
データを入れたら消すとか名前を変えましょう。
 

その3 MySQL
ワードプレスの文字データ
厳密には装飾などの言語も入っていますが入力している文字データと認識しておけばOK
さくらサーバーのMySQLにログインしてエクスポートをおこなった後にエックスサーバーのMySQLでインポートすればOK
※うちはMYSQLのバージョン変更をする為に新しく作っていたのを忘れていました。
装飾が変わっていたりワードプレスの管理画面にログインができなくなり相当あせりました。
あとインポートする際にデータベース名に拒否されましたとエラーを吐くケースがあります。
その場合はMYSQLを開いて最初の数行を消す必要があります。(この名前のデータベースが使うので他に繋げようとしたら拒否するみたいな事が書かれていました)

ワードプレスデータの中にあるconfig.php内にあるデータベース名とユーザー名、データベース用パスワード、MYSQLのホスト名の変更が必要になります。

 

番外編その1 メール変更
さくらサーバーのメールサービスを使っていたのでエックスサーバー用に変更しました。

番外編その2 確認の時の注意
hostsファイルを変更して確認する場合、同じドメインを使ってサーバーを参照した際に確認用URLに絶対飛ばされるようになります。(そういう命令を書いてるからね)

 

文章にすると割と早く出来そうな内容ですが実際は半日かかっていました。
変更までしばらく待ちましょうとか書かれているので表示や反映がおかしい場合は間違っている可能性の方が高いので設定をミスってないか確認しましょう。

 

チャレンジしたいけどサーバー借りてまでやりたくないとか思う人はローカルで構築するXAMPで同じような事が出来るのでチャレンジしてみてね。
業者に頼むと3万~9万ぐらいかかるそうです。
わかると簡単なんですけど高いんですね。