11月に開講する、トレーナーのハイレベル学習のためのオンラインスクール『JARTAトレーナーカレッジ』は、3つの到達目標レベルを設定しています。
もちろん目標なんてものは各々が自ら設定しないと意味がないものです。
なのであくまでもこのレベルまでは必ず到達していただきたい、という指標およびベクトル的な位置づけとして抽象的なものに留めています。
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『自己成長システムの獲得』
これが3つのうち、2つ目に該当する到達目標です。
自己成長システムとは、成長システムを自己に内包させることです。
つまり、ものすごく簡単にいうと自分が成長する仕組みをあらゆるところに組み込むということです。
僕の考える成長とは、あくまでも自己主体。
誰かに伸ばしてもらう成長は、成長のように見える別の何か。
伸びようと努力するのは、伸びる主体である者自身がその意志を持たなければならないと考えます。
トレーナーなど指導者と選手も同じ構図。
指導側にありがちな落とし穴は「選手を伸ばそう、育てよう」と思い過ぎてしまうことです。
— Takashi Nakano|JARTA CEO (@nakanobodysync) September 15, 2020
伸びるのは選手自身であり、その意思を持つのも選手自身であるべきはず。
だから伸びる努力をするのは選手自身でないと意味がありません。
だからこのカレッジでは、伸びる意思を持ち、それを継続できる人はものすごく伸びるようにカリキュラムが組まれています。
高いモチベーションとか勢いではなく、継続です。
継続できないような”努力”はトレーナーの場合は選手に弊害が起こります。
かといって継続ってものすごく難しい。
なぜなら僕らの心身は変化するから。取り巻く環境も変化するから。だから優先順位が変わったり気持ちが乗らなかったりが理由となる。
継続とは、実は最も難易度の高いタスク。
ではどうすればいいのかというと、必要なことは環境を整えることです。
”頑張らなくても”、通常の生活ルーティンの中に「思考」「視点」などが加わるだけで、環境作りは可能となります。
簡易な言葉でいうと、これは基準を変えることを意味しています。
あらゆるものの基準を変える作業です。
ここまででOK基準を変えます。
意識の量を変えます。
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話を戻して、成長システムを獲得することについて。
入学者が獲得するのは、成長方法ではなく成長システムです。
システムですから、たくさんの要素が複合的に関与し合うものです。
通常は、どうしても「方法そのもの」に目が向きがちです。
しかし、”方法”を追えば追うほど、成長システムの姿は見えなくなります。
視点や発想、意識する部分、意識するタイミング、意識する量、議論の着地点、想定、振る舞いなどなど、具体的に近づけば近づくほどその数は数限りなくあるからです。
成長するシステムを己に組み込むためには具体的な方法論を追いかけていては事足りません。
カレッジのカリキュラムには「成長」をダイレクトにテーマとしたものはありませんが、思考や視点の変化や身体の変化を通して、成長という現象の構造を理解していただきます。
自分でどんどん成長するための要素に気づき増やしていける、それが僕が考える『成長システム』です。
なぜ成長というよくあるワードでこんなに語るかというと、トレーナーという仕事において自分の成長という要素を絶対に甘く見ない方がいいからです。
これまでこの仕事を積み上げてきた中で強く感じてきたことは、いかに己を磨くことが重要かということです。
— Takashi Nakano|JARTA CEO (@nakanobodysync) October 5, 2020
他者の能力を高めることの前提にはまず己の能力を心身ともに徹底して磨かなければならない。磨き続けなければならない。
これが私がこれまでの経験で得た最も重要な教訓です。
己を高めるために磨き続けることが、他者を支える上で不可欠だと断言できる。
— Takashi Nakano|JARTA CEO (@nakanobodysync) October 5, 2020
⁰パフォーマンスアップとは成長であり、成長について学び自ら実践できていない者の言葉や振る舞いに説得力は決して生まれない。
日進月歩のトレーニング界、学び続けなければ相対的には退化していることを意味してしまう。
トレーナーという仕事が人と人との間の何らかのやりとりが不可欠である以上、説得力が非常に重要な役割を果たします。
自身の成長と説得力の関係は、もはや説明する必要もないでしょう。
今の自分と、自分よりも明らかに説得力のある人との違いは何でしょうか。
同じことを言っても、誰が言うのかが大事、とよく言われますが、それはなぜでしょうか。
周りくどいかもしれませんが、トレーナーはこんな正解があるようでない議題について深く考察し、時には議論できなければならないんです。
「え、別にそんなんいらんやろw」、と思ってしまえる人はこのカレッジには決して向いていません。
逆にちょっとでも共感できる人ならば、このカレッジで得るものは多くなりますし、めっちゃ共感できるという人が得るものはたぶんMax☆
スポーツトレーナーのハイレベル学習に特化したオンラインスクール。
▶︎JARTAトレーナーカレッジ
https://jarta.jp/trainercollege/
*お申し込みは10月20日正午まで
他では決して学べないトレーナーの能力を上げるための特化した「考え方」を学べるオンライントレーナースクール。
『JARTAトレーナーカレッジ』
11月開講、12ヶ月で卒業です。
1ヶ月定額で毎月メイン講義2本、参加型ライブ講義1本を受講できます。
トレーナーに必要な知識のうち基礎部分は期待しないでください。
教科書やインターネットなどで学べるようなことを”わかりやすく”伝えることを売りにするのは我々の役割ではありません。
他のどこでも学べない、ここでしか学べないことを徹底して習得してもらうことがこのカレッジのミッションです。
今の自分に有益かもしれないと少しでも思っていただけた方にはぜひ入学していただきたいです。
*いつでもドロップアウトできるシステムです
スポーツトレーナーのハイレベル学習に特化したオンラインスクール。
▶︎JARTAトレーナーカレッジ
https://jarta.jp/trainercollege/
*お申し込みは10月20日正午まで
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸1
JARTAベーシックセミナーで講師します。
オンラインでも受講できます。
11月7日(土)
https://jarta.jp/j-seminar/course/apply/#a
追伸2
『JARTAホームGymプログラム』→コチラ
*定員があります
特に選手におすすめ。
強度と難易度が毎月少しずつレベルアップするため、配信されてくるメニューを集中してこなすことで身体操作の基礎がどんどん向上していきます。
「いろんなトレーニングがありすぎて何からやればいいかわからない」という方。ぜひ。
追伸3
JARTAの身体操作トレーニング指導ご依頼は下記から。
選手の課題や動きに応じてオーダーメイドの身体操作トレーニングを提供します。
■トレーニングサポートご依頼
■JARTAのオフィシャルLINE@