子どもたちが何かやってる時に発する「あ、いいこと考えた!!」っていう言葉めちゃイイなって思いません?
(いいこと考えた!ってのはいいこと思いついたということです)
僕はかなり好きなフレーズです。
いや、フレーズというよりその時の子どもたちの表情も含めてかな。
親として、指導者としては子どもたちの「いいこと考えた!!」で生み出されたアイデアは全力で実現させたい。
なぜってこれは内発的動機という、子どものあらゆる成長にものすごく重要なものだから。
(感情的にもそんな顔で提案されたら心動かされます笑)
内発的動機は、「やらされる」とは逆のもの。
何の報酬(誰かに褒められるとか)もなくても、「やりたい」こと。
(大人だったら金銭報酬などがなくてもやりたいものなどに該当)
その逆は、やらされる、別にやりたくないけど何かメリットあるからやること。
もしくはデメリットを避けるためにやること。
親に褒められるからやる。
おやつもらえるからやる。
親に怒られるからやる。
こういったものは決して内発的動機を伴わない。
重要なことは、内発的動機を伴うか否かで心身の成長は大きく差が生じるということ。
心の成長についてはこのブログを読んでくださる方でしたら当たり前に理解してくださると思います。
身体の成長についてはどうでしょうか。
内発的動機と身体の成長(ここではすなわち運動能力の発達)。
教育学者の杉原隆氏は、幼児期の運動発達における研究において、運動を「教えた」子どもたちと、ただただ「遊んだ」子どもたちの運動能力の比較を行いました。
結果は両者に明確な差が。
ひたすら遊んだ子どもたちの方が運動能力が高かった、という差が。。
子どもの頃からいろんな運動やった方がいい!と言われて久しいですが(もちろんそれは賛成)、、
子どもたちの心と身体の関係は僕ら大人が考える以上に密接なのかもしれません。
動きや身体のことを考えるのと同じいやそれ以上のレベルで子どもたちの心は運動能力に関係しているのかも。
スポーツやトレーニングなど、子どもたちに運動を”教える”形をとる場面では、僕らはもっと慎重にならないといけないのかもしれません。
そんな要因も考慮し、僕は子どもの頃からやるべきトレーニングを選ぶための3つの条件を整理しました。
内発的動機、感覚、そして心理的安全性。
大人が「遊びの要素だ」と思って子どもたちにやらせようとしているものは、子どもたちにとって本当に”遊び”なのか。
子どもにとってそれが「遊び」となる条件は?
そんなお話を僕のyoutubeチャンネルで公開しました。
*小学校高学年向けなので難しい話ではありません
お子さんがいらっしゃる方や、ジュニア世代の指導に関わる方に観ていただけると嬉しいです。
これまで過ごしてきた日常とはかなり違う生活だから、やっぱり普段なかなか気づかないことにも気づくことが増えてきました。
***
29日の午後に新しいオンラインワークアウトをやります。
祝日です。
説明というより一緒にやる形式です。
内容は、
僕らが普段かなり重視して使っている刺激という概念と方法を扱います。
めちゃ重要にもかかわらずあまりにも地味過ぎてインスタなどではほぼ公開していない方法です。
これらはアロースと呼んでいますが、アロースを使うとただの腕立て伏せなどもかなり質が変わります。
つまりメニューを変えずに質を上げる、という戦略が取れるようになります。
アロースを使いまくりながら、一般的な腕立て伏せや腹筋などをやります。
それでどんな変化が起こるのかを体験していただけます。
■29日(水・祝)
アロースワークアウト
14:00-15:00
講師 中野崇
4,000円
https://beast-ex.jp/fx3952/OLAR01
*定員100名
*その日の午前に背骨の動きを扱うワークアウトもあります。
それやっておくとより変化が起こりやすいと思うので、チェックしてみてください。
詳細>
https://jarta.jp/j-seminar/jarta_online_seminar/#sm
【中野崇のオンライントレーニングの特徴】
1)身体操作のためのトレーニングを特化して取り上げる
2)正確かつ着実に効果を出していくためのポイントをものすごくしっかり説明する
3)ライブ配信
4)質問可能
5)カウントやセット数まで一緒に行う
6)zoomを使用する
ライブでご参加の方は匿名チャットにて直接質問していただけます。
全ての質問にお答えできるわけではありませんが、可能な限りしっかりお答えします。
僕から参加者の皆さんの姿は見えませんので、トレーニングではとにかく丁寧にチェックポイントを解説します。
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸1
僕のYoutubeチャンネル『コモドドラゴンスポーツ』がスタートしました。
「上手くなる能力」そのものが上がっていくような講義ですので、選手や指導者の方々にも見ていただけると嬉しいです。
スポーツに本気になっているお子さんがいらっしゃる方、ぜひ。
追伸2
僕の他にもJARTAのオンラインワークアウトが始まっています。
https://jarta.jp/j-seminar/jarta_online_seminar/
・リコンディショニング
・回旋系強化トレーニング
・脊柱ムーブメントワークアウト/new
・対人競技に活きるshoulder roll/new
追伸3
いやいや、オンラインで指導されるのとかやりづらいし自分のペースがいいよ、という方はこちら。
自分で動画を見ながら、いつでもどこでもやれます。
▶︎トレーニング動画プログラム
https://jarta.jp/online-jarta-training-program/
身体操作の根幹部分のトレーニング。
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