大坂なおみ選手が全豪オープンで優勝しましたね。
世界ランク1位、本当に素晴らしいです。
おめでとうございます。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190126-00000101-dal-spo.view-000より転載
今回の大坂選手に限らず、日本人選手のこういう素晴らしい成果が生まれるとテレビやネットでは優勝報道が溢れます。
しかし僕はそこに強烈な違和感を覚えるのです。
水を差さない程度に、ちょっと書き残しておきたいと思います。
日本人として誇りに思う。
日本人として初めて、、
日本人として。
日本人として。
こういうフレーズがたくさんたくさん使われるのです。
大坂なおみ選手は、日本人だから素晴らしいのか。
日本人が出した成果だから称えているのか。
僕はこの日本人が出した成果だから称える、と感じさせるスタンスには強く違和感を覚えます。
アスリートとして素晴らしい成果を出した。
それが素晴らしいのであって、それが称えられるべきであって、そこに「日本人として」というカンムリはいらなくないか。
日本代表チームとしてのプレーならまだしも、彼女は決して日本人を代表してプレーしてきたわけではない。
これは僕個人の細か過ぎる感覚かもしれないけど、、。
僕はここに日本のスポーツ文化の浅さを感じざるを得ないのです。
アスリート個人へのリスペクト。
成果に対するリスペクト。
そしてその選手を支えてきた人々へのリスペクト。
そこに国籍は関係ないはず。
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸
思えば世界の素晴らしいアスリートやその成果を取り上げる番組ってほとんどありません。
日本のメディアだから仕方がないのかもしれませんし、見たい人が自分でアクセスできる環境があるからわざわざ取り上げる必要がないのかもしれません。
しかしあらゆる競技のトップレベルが対世界という構図を考えた時、もっと世界の素晴らしいパフォーマンスがテレビなど身近な環境で扱われるようになってほしいな。
比較対象って大事ですので。
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