僕は1980年生まれです。
野球では、この歳に生まれた野球人のことを「松坂世代」と呼びます。
今でも、野球経験者の間では通用する便利なもの。
一つの学年が丸々一人の選手の名前で世代として呼ばれるなんて、よく考えたらすごいことですが、それぐらい松坂大輔はすごかった。
https://middle-edge.jp/articles/I0000870より
野球が好きな方だったらご存知のように、松坂世代はなぜか優秀な選手が集まりました。
プロに入るだけでなく、トップレベルで活躍する選手はものすごく多く。
でも、そういう選手たちも含めてやっぱり””松坂””世代でした。
だから、みんな、僕だけじゃなく松坂大輔のことは気になっている(はず)。
そして同時に、MLBから帰ってきた時から目の当たりにしている、松坂大輔ではない投げ方にショックを受けている。
少なくとも僕はすでにMLBで変化し始めた頃からショックがありました。
ここ数年、あまりにも「松坂はもうダメだ」というセリフを耳にしました。
復活できないのか。
復活する方法はこうだ!
復活。復活。復活。
もうやめてあげてほしい。
松坂選手の場合、復活=「みんながイメージしてる松坂大輔」を取り戻すこと。
みんながイメージする”松坂大輔”。。
これを期待されると、かなり苦しいでしょ。
僕は、もし仮に安易に”復活”を松坂選手に期待するのであれば、あまりにも彼が歩んだプロセスに対するリスペクトに欠けると感じます。
無理かどうかとかよりも、松坂選手が死ぬほど苦労しながら積み上げた結果、体現しているパフォーマンスに対して。
ちょっと極端な考え方かもしれないけれど、プロとして生活している選手たちの身近にいると、「復活」っていうよく使われる言葉を体現するのは、どれだけ難しいことか、どれだけ精神的にもきついことなのかを目の当たりにする。
昔、マラソンランナーの松野明美さんが、マラソンの中継で「遅れてきた!」と叫んだアナウンサーに対して、「遅れてきた!よりも、必死で追いかけている、と表現してあげてほしい」と言ったのと同じ感覚。
確かに私の顔にはシワが増えたかもしれません。
でも、私はこのシワの数だけ優しさを知りました。
だから、若いころの自分より、今の自分の顔の方が
ずっと好きですよ。-オードリヘプバーン-
”松坂大輔”の復活。
かつてのしなやかなフォームに象徴されるピッチングスタイルの復活。
復活は、もう諦めた方がいい。
でも、復活ではなく進化は期待できる。
昔活躍した選手が低迷すると、どうしても「レベルダウンしたところ」に目が行きがちですが、必ず「進化しているところ」もあると僕は考えます。
松坂選手のピッチングについて、そんな偏った分析記事を書きました。
https://bbcrix.com/articles/70941/original
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸
僕は、選手の伸びしろを伸ばすってのはこういう視点も含んでいると考えてます。
決して問題点ばかりが伸びしろではない。
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