その組織、その国で大きな力を握るものは、自分の言葉の重みをちゃんと理解していないといけない。
何気なく発した言葉ですら、近くにいるものへの圧力になる。
力を持つものが、そのことを知らないふりをするのは、さすがに悪質じゃないか。
力を持つ側が発する、「指示はしていない」はもう聞き飽きた。
発した言葉に対して、「誤解があった」という逃げ方は、言葉に対しての冒涜。
力を持つものが、従わざるを得ない立場のものに対して、「伝えた言葉の意味と相手の理解に乖離があったのが原因」とするのは、最もやってはいけないことではなかろうか。
「私の責任だ。」
この言葉の意味と行為が、これほどまでに形骸化していることに憤る。