昨日は東京ドームにお邪魔して野上亮磨選手のトレーニングでした。
シーズンが始まると、選手には必ず身体の変化が起こります。
特にピッチャーは、野球の9ポジションの中でも最もプレッシャーがかかるポジション。
プロ野球であれば何万人にも囲まれる中で100回前後、同じ動きを繰り返すことを要求されるというパフォーマンスになります。
ほんの少し再現性が落ちただけで、ほんの少しリリースポイントがズレただけでホームベース上ではかなりボールの位置はズレてしまいます。
そんな小さなズレを許されない身体操作を100球前後、それを年間通じて行う必要があるのです。
だからシーズン中のコンディショニングは、本当に細かい部分をやることも多くなります。
ピッチャーのパフォーマンスを考える時、そういう部分も内包したものだという点は非常に重要です。
決して柔軟性や筋力だけでは解決できない部分です。
疲労だけでなく、プレッシャーという要因による身体の変化も結構大きい影響因子になるので、見逃すわけにはいきません。
特に変化が出やすいのが胸周りとお腹周り。
自律神経の影響を受けやすい部位です。
ちょっと専門用語なのですが、
胸周りは胸椎や胸肋関節、そして肋椎関節などです。
お腹周りは、内臓、そしてそれを包む腹膜などです。
どちらも横隔膜の動きが低下するので、現象としては、呼吸(胸式・腹式)が浅くなったり、お腹を指で押した時に痛みが出たりします。
僕はピッチャーはもちろん、選手のトレーニングを行う際は、身体を動かす前に必ずこの部分はチェックし、解決してからトレーニングをスタートするようにしています。
胸周りは肩の動きや大腰筋の動きに、お腹周りは背骨や骨盤、股関節や同じく大腰筋の働きに大きな影響を与えてしまうからです。
そういった部分が固まっている状態で手足や体幹の筋力をいくら鍛えても、なかなかうまくパフォーマンスには繋がりません。
次の登板までに鍛えることも重要ですが、こういった部分の調整を怠ると、原因不明のピッチングの不調が続いたりしてしまうことになります。
腰痛がなかなか取れない場合にもチェックする価値があるかもしれません。
お腹や胸は結構パフォーマンスに直結する部分です。
取材の場面。
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
野上家にこないだ生まれた第一子の話もたくさんしました。
月日の移り変わりを感じるな〜。
中野 崇
追伸
今回触れた部分については投手セミナー、サッカーセミナーでそれぞれ僕なりの解決策を提示しています。
投手用トレーニングセミナー
サッカー上半身トレーニングセミナー
http://jarta.jp/j-seminar/soccer/
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