こんにちは。
スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。
先日、ソフトバンクホークスの川崎宗則選手の電撃退団が発表されました。
理由はなんと自律神経の問題。。
川崎選手本人からは、「身体を動かすのを拒絶するようになってしまいました。」というコメントが発表されました。
自律神経に詳しい方でしたらお分かりになったと思いますが、これは自律神経の問題が起こったときに起こる典型的な症状です。
もちろん詳細は公表されていないので、推測の域は出ませんが…。
頭でわかっていても身体が動いてくれないもどかしさ。
自律神経の問題は、僕も選手をサポートしている中で何度か出会ったことがありますが、 共通する要因はストレス。
特に真面目な選手、責任感が強い選手、優等生タイプの選手、明るい選手、気配りができる選手。
スポーツでいうとキャプテン、ムードメーカーに起こりやすい問題です。
「周囲から期待される役割やキャラクター」を感じ取って演じられる、演じることを無意識に自分に強要し続けてしまう選手は、ちょっと注意してあげた方がいいです。
そしてある日急に発症する、、ように見えますが、実は身体はそのずいぶん前にサインを発しています。
そんな話を書きました。
プレッシャーやストレスが強烈に降りかかってくるスポーツの世界では避けて通ることができない問題かもしれません。
https://bbcrix.com/articles/70890
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸
自律神経の問題は、メンタルとフィジカルの境界領域にあるため、非常に対処が難しい問題です。
重大な問題になる前に身体には必ずサインが発せられますので、それを逃さず対処していくことが必要です。