こんにちは。
スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。
スポーツをやる以上、試合で勝利を目指す以上、ほぼ必ず対戦相手がいます。
目の前にいて直接勝負する場合もあれば、記録という形で勝負する場合もあります。
いずれにせよ、相手よりも高いパフォーマンスを発揮しなければ勝てません。
そこで重要になるのが「相手の分析」。
ここはもう常識ですが、ひとえに相手の分析といっても、何をどんなスタンスで分析するのかはかなり曖昧。
いろんなチームや選手に帯同していて共通しているなと感じるのは、強いチームは「相手の失敗は一切期待しない」というスタンスであり、相手はこれまで以上のベストパフォーマンスを発揮してくるというスタンスでの分析。
相手がこれまで繰り返してきている失敗や戦略・戦術の停滞を期待しない。
相手の弱点を分析することと、相手がベストパフォーマンスを発揮できないことを期待することとは、別問題として扱います。
そして、相手は前回の試合までよりも必ず良いパフォーマンスを発揮してくる、自分たちの弱点を修正してくる、という想定を持って準備します。
つまり、相手がこれまでよりもパフォーマンスアップしてくるのを前提条件として全てを準備する。
そして逆に自分たちがベストパフォーマンスを発揮できないことも想定して準備する。
超悲観的。
持ちうる材料の中で、最も最悪なケースを想定し、その対処手段を構築しておく。
対処手段とはメンタル面も含めて。
本来の準備とは、そういうことじゃないかな。
どうしても準備の内容ばかりに着目しがちですが、「準備のスタンス」は内容を決定づけてしまうので、この点はもっと重視されてもいいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸
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