こんにちは。
スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。
韓国の留学生やイタリア代表の監督も参加した、甲府での空手道場指導を終え、これから大阪に戻ります。
クリスマスは家族で過ごし、その後は年末まで東京。
オフを迎えているプロ野球とプロサッカー選手たちのトレーニング指導が目白押しです。
昨日のトレーニングの様子。
また、年明けからは毎年恒例となっているプロ野球のピッチャーたちの自主トレ帯同です。
今年の動きを分析し、本人たちから課題を聞き取り、トレーニングを再構築して臨みます。
先日コラムで書いたように、近年ピッチャーの体重増への試みが本格化し、筋骨隆々で身体の大きなピッチャーが増えました。
ピッチャーの体重増の可否については、コチラをご参照ください。
前回は昔の選手のフォームと現代のフォームの変化にも触れましたが、中日ドラゴンズのエースだった今中投手や近鉄バッファローズの阿波野投手みたいに、昔は細いピッチャーも多かったですね。
今中慎二投手
出典:http://www.geocities.co.jp/Athlete-Samos/3224/sub2.htm
個人的には細身の投手がしなやかな動きから繰り出すキレキレのボールを見るのが好きです。
もちろんサポートしている選手のパフォーマンスを僕の好みでアレンジするわけにはいきませんので、ちゃんと彼らの動きと課題を分析しますが。
ちなみに、身体を大きくするメリットは力積の方程式(=力×時間)において力(=質量×加速度)の質量の部分を満たす上では有利なことは上記のリンク先では書きましたが、デメリットとして、加速度の部分にはフォーカスを当てるべきだと考えます。
加速度は決まった時間内にいかに加速できるかという意味。
ピッチングであればリリースポイントまでにどれだけ加速できるかです。
一般的に大きいモノ・長いモノは加速するまでに時間がかかります。
これは遠心力の観点からも明確です。
短い棒を振る時と長い棒を振る時にどちらが素早くマックススピードまで持っていけるかを考えるとわかると思います。
また、重いモノは軽いモノに比べると同じように加速しにくいです。
つまり、これらのことから考えて、大きくなることは重くなることとニアリーイコールであり、大きくなる結果として質量と回転半径の観点からみて加速度が低下する可能性もあるということです。
もちろんこのことはバッティングやそのほかの末端加速系の競技でも同じ構図が当てはまります。
重くて、でかい。
でもものすごいパフォーマンスを発揮できる。
そこにはどんな身体操作の秘密があるのでしょうか。
今のプロ野球でそれが当てはまるのは、例えば大谷翔平選手。
今年は動きの観点からみてかなりイマイチ(バッティングは素晴らしかった)でしたが、特に昨年までの彼の動きは、重くてでかいことによって起こりうるデメリットを解消する身体操作を高いレベルで活用していました。
出典:https://bbcrix.com/articles/70653
そんな話を最新コラムとして書きました。
→「160km/hをバンバン投げる大谷翔平の秘訣は”左足のピョン”にあり」
このオフ、体重アップを考えている選手のパフォーマンスアップの指標の1つになれば幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸
文中にあるスライド運動については、僕が講師をする投手用トレーニングセミナーにて習得方法まで全て公開しています。
全面的に録画OKにしていますので、チームでの導入や復習用に使っていただけるかと思います。
http://jarta.jp/j-seminar/pitcher/
JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。
JARTAのオフィシャルLINE@



