こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

日本には「反省会、話し合い」という言葉があります。

僕は、これが非常に苦手です。。

 

 

 

野球やってたころ、試合に負けた後に輪になって座り、順番に反省の弁を言う長い反省会の時間がありました。

 

あのとき「この時間の目的は何ですか?」とか「この時間で次に同じことが起こらないための作戦立てよや」って言える自分でなかったことに対する後悔があります。

 

 

 

実際、「反省会、話し合い」を観察すると、大半のケースでそこから何も生まれていない。

「何のために反省するのか、何のために話し合うのか」というのがすっぽり抜けています。

時間だけがひたすら長い。

 

 

 

参加者が、何かを生み出そうとする目的意識が薄い。

最後はお決まりかのごとく「頑張ります」でハッピーエンド的なグダグダ終了…。

 

 

 

言葉は、その行為を規定します。

言葉が、その目的を規定します。

 

 

 

この言葉を使っている間は議論・討論がうまくならないのではないか。

大勢がたくさんの時間を使っている割に生み出せているものがめちゃ少ないんじゃないのか。

 

 

 

そう判断し、先日からJARTAでは反省会や話し合いという言葉は禁句とし、全て「作戦会議」という名称に変更しました。

 

 

 

「あの会議長いよな~」って文句言うのは簡単。

文句言うぐらいなら改善策を出す方が時間が有効に使えます。

 

 

 

人生は一度きり。

 

 

 

選手の皆さん。

 

 

 

自分があと何年プレイヤーとして過ごせるか考えたことありますか?

あと何日、練習できますか?

何時間、競技と真剣に向き合えますか?

 

 

 

競技から引退する大まかな年齢から考えればそれらの数字は結構近い数字が出るはずです。

 

 

 

本気なら、時間にシビアになりましょう。

ぼーっとする時間も必要です。

ただ、なんとなく流されてぼーっとするのではなく、「この日はぼーっとしよう」ぐらいメリハリを。

飲みに行くのも必要だと感じたら行きましょう。

ただし、「何となく」という判断基準は捨てましょうよ。

 

 

 

一生選手でいられる人はいません。

選手後の人生では必ず他の仕事をします。

だからこういう習慣は競技にもその後の人生にも絶対に役に立ちます。

 

 

 

仕事ができる人は、そして良い選手は、時間に対する感覚が鋭いし、厳しい。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

同じ時間を過ごし、同じ経験をし、同じ景色を見ても得るものは人によって差があります。

ニュートンと同じ景色を見ても、大半の人は万有引力の法則には繋がらない。

レンガを積む作業をしていて、単にレンガを積んでいると考える人と、家や街を作っている人の差。

どちらが成長が早いかは、どちらが多くのものを得られるかは明確です。

「意識の量が、成長のスピードを決める。」

 

 

 

 

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