こんにちは。
スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。
僕が指導するトレーニングは、一般的に認識されているトレーニングよりもかなりグニャグニャな動きを身体に習得させていきます。(もちろんその真逆も。選手の課題次第ですね)
多くのケースで身体や動きの硬さが問題になっている選手が多いので、僕を含めてJARTAのトレーニングを導入している多くの選手は僕らのトレーニングに「グニャグニャな動きを習得する」イメージを持っていると思います。
特にパーソナルで指導しているケースだと、チームで行なっているトレーニングの方針と選手個人が取り入れたい方向性との間にギャップが生じることがあります。
例えばこのような質問。
「チームではガチガチに固める系のトレーニングをやらなければならないけれど、自分は違和感を感じている。どうしたらいいですか?」
このような質問が来る場合、選手は非常に悩んでいます。
チームでやるトレーニングは大概何らかのノルマがあります。
ノルマをクリアしなければ評価が落とされるケースすらあります。
けれどそれをやると自分は動きに違和感を感じる。
それで上記のような質問が僕らに来るわけです。
あなたならどのように答えますか?
この質問に答える上で、僕が最も重視すべきと考えているのは、「トータルとしてプラス」に持っていくことです。
選手を囲む環境は、
・チームや所属の環境
・選手個人を囲む環境
の2つに大別されます。
この2つの考え方が異なってしまうことはままあることです。
パーソナルとして契約している場合は、個人を囲む環境に該当します。
このような状況において、最もやってはいけないことは、「チームのトレーニングの批判・否定」です。
この時、この2つが否定しあったりすると、特にこちらがもう一方を批判否定するような言い方をしてしまうと、自分がどんなに良いトレーニングを提供していても、トータルとして提供しているものはマイナスです。
つまり選手がこちらを深く信頼している場合であれば、チーム側のスタッフを信頼しなくなり、結果としてチーム内での評価を落としたりします。
逆に「自分と意見の違う人を批判否定する人は人として信頼できない」という、選手からの信頼を失うパターンもあります。
それを踏まえた上で、とにかくこの時にこちら側がやるべきことは、「整理教育」です。
この構図に限らず、選手が判断に迷うときは、そもそも情報の整理ができていないことが非常に多いです。
例えばガチガチトレーニングの、
1)チーム側の目的
2)メリット
3)デメリット
というように選手と一緒に書き出します。
それを全部書いてもらいます。
つまり、1を理解した上で、2を残したまま、3を最小限にするという思考回路に意識を向けさせます。
3に目がいってしまって1を見失って2を逃す勿体無さを理解させましょう。
その上で最終的には具体的にどうするのかを一緒に決定しましょう。
1〜3が出せれば、結構選手本人にもどうすべきなのかは見えてくることも多いです。
ここまでで自分で決断できない選手は、依存的になっていく傾向が強いです。
正直すでに依存傾向でてます。
(自分はこうしようと思ってるのですが、意見欲しいです、はOKだと思います。)
最終的には必ず自分で決断させましょう。
全ては自分で決断していることを自覚させましょう。
自分で決断する重要性を理解させましょう。
選手のトレーニング指導を行っていく上で、本質的に僕らがやるべきはことは「教育」です。
僕らがいなくても、選手が自分で考えて行動できるように教育していく必要があります。
選手が質問してくるケースは教育するには非常に良いタイミングなので、利用しましょう。
つまり目の前の具体的なケースを解決するだけではなく、同じような構図のケースも解決できるように思考方法を教えましょう。
解決策を教えるのではなく、「解決に至るための考え方」を教えるのです。
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸
今回の内容のような悩みは、選手にとっては大きなストレスです。
本来与える必要のないストレスのはずです。
チームとパーソナルの連携は非常に重要なことは言うまでもありませんが、実際にやるには両立場のトレーナーに相互のリスペクトが欠かせません。
僕の場合だと、複数のプロ野球チームとは実際にチームのトレーナーさんたちと連携を取りながら選手をサポートしています。
選手の安心感はすごいです。
全ての行動を選手のために。
決して自分軸にならないように注意ですよ。
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