こんにちは。
スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。
僕は現在、イタリア研修にてローマに滞在しています。
イタリアのフィジカルコーチ・トレーナー団体である、APF(Accademia Preparatori Fisici)からご招待いただき、講師としてJARTAのトレーニング理論と方法論について講義をしてきました。
大変光栄なことに、日本人としては初めてだそうです。
APFからの要望として、JARTAが東洋的な身体操作の概念をどのようにスポーツに生かしているのかを講義して欲しいとのことでしたので、たくさんある論理の中から武道や武術の概念が強く関与している部分にフォーカスする形でプレゼンテーションを行いました。
(本来、JARTAは東洋思想だけでなく、根本的には物理学を土台としています。)
プロチームのフィジカルコーチやトレーナーたちがたくさん集まってくださいました。
他にもたくさん写真を撮っていただいたので、その時の様子をご紹介していきます。
会場のスポーツセンター。
始まる直前に通訳してくれる吉田輝氏と打ち合わせ。
普段はローマと日本でなかなか会えないため、直接の打ち合わせはこれが初めてです笑
ただももう長い付き合いで僕の言いたいことはわかってくれているので、これだけで十分でした。
APF会長の挨拶。
なぜ僕を呼んだのかを説明してくれています。
こんな方々が参加しています。
武道の特徴について説明しています。
資料は英語、僕は日本語、そしてイタリア語の通訳という形式です。
どんな形で、どんな意味を持ってやることが必要かを説明。
ゲームとのつながりを論理的に伝える必要があります。
特にイタリアでは、ここを曖昧にすると全く信頼されません。
JARTAのトレーニングシステムについての解説。
すべての項目がつながりを持ちながら全体としての向上を目指すことが重要であり、そのためにJARTAはこのようなシステムを提案しています、みたいなことを話しています。
最後にインナースクワットによる怪我の防止効果のデータを解説しました。
後半は実践。
肋骨ほぐし。
プロ野球選手でもプロサッカー選手でもやるし、イタリア人でもやる価値あります。
APFの会長と。
ワインをお土産にいただきました。
よくわからないけど多分APFの中心メンバーと笑
APFのFBページにてこのようなコメントをいただきました。
終わってからはセリエAのASローマ対ナポリの試合を観戦しにオリンピコスタジアム
夜はローマの友人たちで集まり、みんなで夕食。
明日は研修生による指導実践や、ASローマを訪ねたりする予定です。
しっかり勉強してきます。
お読みいただき、ありがとうございました。
中野 崇
JARTAオフィシャルサイト