こんにちは。
スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。
プロ野球・Jリーグ、それぞれ開幕が近づいてきてますね。
サポートしているトレーニングやコンディションについての選手たちとのやりとりが多い毎日を過ごしています。
みんな元気で何よりです。
さて実際にシーズンが開幕して試合が始まると、「理不尽なこと」ってたくさん襲ってきます。
プロやレベルに限らず、どんな競技でも必ずありますよね、理不尽なこと。
例えば人的なものだと、
明らかに相手に偏ったジャッジ、明らかにファウルされたのにとってもらえない。
明らかにストライクなのに、とってもらえない。
味方がエラーして失点した。
監督やコーチが一定の選手をえこひいきしている。
メディアやSNSにあることないこと書かれる。
その他なら、
天気や雨、風などの天候
靴紐が切れた。
道具が急に不具合を起こした。
地面がくぼんでいてボールがイレギュラーバウンドした。
スポーツの理不尽あるあるは大まかにはこんな感じでしょうか。
人的でもそれ以外でも、いずれにせよ共通して言えることは、
他人や自然や道具など、相手を変えることはできないから、そもそもどーしようもないことである。
自分が変わるしかない。
イラついたら余計に損をする。
です。
(ありきたりの言葉ですな笑)
でも実際、人間だからこういうことに巻き込まれるとイライラしてしまいます。
そういう時は、イライラした感情にフォーカスせず、分析することに意識を集中しましょう。
イライラしたら、分析。
このクセをつけてください。
対策を考えるのは、その後です。
分析なしに対策なんて出てきません。
言葉や状況をとにかく分析する。
分析。
例えば、
「明らかにファウルされたのにとってもらえない」であれば、
審判がファウルを取らない理由を分析する。
仮説1:そのプレーを見ていなかったかも。
仮説2:自分のファウルの基準と審判の基準が違ったかも。
仮説3:客観的に見たら、自分が思っているほどのプレーじゃなかったかも。
仮説4:〇〇かも。
3つぐらいは考えるクセをつけておくといいと思います。
仮説2っぽいなと思ったら、さらにもう一段階。
審判と自分のファウルの基準が違うかも。
・この審判は主にどこを見てファウルと判断しているのか。
・パターンやクセがあるのでは。
・基準が一定なのか、結構変わるのか。
などなど、「理不尽」に出会ったら、早急に考えることはたくさんあります。
イライラしている暇なんてないです笑
理不尽に出会って損をしたら、「二度と同じ損を食らわないこと」が最も重要。
って僕は思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
理不尽な身長差w…@イタリア
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸
今回のような話だと、僕の場合は言葉の定義を考えます。
例えば「人に甘い」と言われたら、
人って誰のこと?
甘いってどういうこと?
この人の使う甘いと自分の甘いは違うよな?
じゃあ自分の甘いを定義しないとな。
ちなみにこの人の甘いの定義ってなんだろ?
とかを会話しながらでも考えてしまいます。
もはや会話は上の空ですね笑
こんなこと考えながらトレーナーやっていますが、トレーナー養成はハラくくってやってます。
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