こんにちは。

JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

明後日からプロ野球の自主トレーニングの帯同のため、熊本に入ります。

メニュー構成はほぼ決まり、あとは選手の反応を見ながらの調整になります。

 

 

 

一昨年の自主トレからですが、選手たちのご厚意もあってJARTAの認定トレーナーたちをこの自主トレの見学(兼手伝い)に来てもらえるようになりました。

 

 

 

プロ選手と一緒の時間を過ごせることは通常なかなか体験できないものであり、このような形を作ることはずっと目指してきたことの一つでした。

認定トレーナーたちが日頃指導している選手に対しても、今回の経験が良い影響を与えることができるのではないかと思っています。

 

 

 

さてその認定トレーナーの話とも関係しますが、JARTAでは認定トレーナーを養成するための講習会を定期的に開催しています。

そこでは、受講してくださる方々のことを「受講者(の方)」と呼びます。

 

 

 

なんのこと?

普通のことではないの?

 

 

 

と思われた方も多いと思います。

 

 

 

これは非常に細かいことなのですが、説明させてください。

普通というか、一般的なセミナー団体では、受講してくださる方のことを指して「受講生」と呼びます。

 

 

 

 

 

でもJARTAでは「受講者(の方)」という呼称を講師・スタッフが徹底しています。

 

 

 

 

めっちゃ細かいでしょ笑

でも我々はそれぐらい言葉を大切にしています。

ここには、我々の強い信念があるんです。

 

 

 

 

 

その信念とは、「相手をプロとして扱うこと」です。

 

 

 

 

 

 

JARTAの講習会を受講してくださっている方々は、大半がなんらかの資格をすでに保持されています。

多くが理学療法士、作業療法士、柔道整復師、鍼灸師、アスレティックトレーナー資格の保持者です。

 

 

 

つまり、すでにプロフェッショナルです。

*ここでいうプロとは、その知識・技術・行動でお金を受け取るに値する成果を出せるということと定義します。

 

 

 

時には学校の先生たちにも指導する機会をいただきます。

もちろん学校の先生たちも、「プロフェッショナル」。

 

 

 

 

 

プロである以上、自分なりの論理を持っているのは明確であり、ご自分の責任で受講されています。

 

 

 

 

そういう方々に対して、「受講生」という表現を使うことが、僕にはしっくりこなかったのです。

 

 

 

 

 

これはあくまで、個人的な感覚ですが、相手を「受講生」と呼ぶことで、「教える側と学ぶ側」という構図を必要以上に克明にしてしまうのではないかと考えています。

 

 

 

 

 

お金を受け取って講義をしているので、講習会としてはその構図で間違いはないのですが、JARTAの講習会は「教えること」が目的ではありません。

 

 

 

 

 

JARTAの講習会は、「スポーツトレーナーとして真に選手に貢献できる人、選手に成果を出させてあげられる人」になっていただくことが目的なのです。

 

 

 

そのためには、受講側が、「教わる」ということが目的になるのではなく、「プロとして自ら考え、解決策を生み出す」ことができるようになる必要があるのです。

 

 

 

 

 

教えることが目的の場合は、「受講生」でいいでしょう。

でも我々は本質的には教えることを目的に講習会をやっているのではありません。

 

 

 

 

この「受講生」ではなく「受講者」という細かすぎる呼称の区別が、語彙的に正確なことかどうかはわかりません。あくまで代表である僕の主観的な感覚だと思ってください。

この区別にはいろんな解釈があって然りだと思いますし。

 

 

 

 

 

あくまで僕はこう言った理由を持って、受講してくださっている方々に対して自分の気持ちを表現していますし、JARTAの講師やスタッフたちはこのことをしっかり理解してくれています。

 

 

 

 

 

なので、「我々の考え方として」、受講してくださっている方々に向けてのプロとしての敬意と意思表示をなんらかの形で表現すべきだと考えた結果、このようなスタイルにしています。

 

 

 

 

 

JARTAには講師よりも年上の方が受講されるケースも多く、やはりそういう場合は講師と受講者という関係であっても、先輩に対して敬意を払う振る舞いはないがしろにすべきでない、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社JARTA international代表取締役

JARTA代表

中野 崇

 

 

 

 

 

 

 

追伸1

JARTAの無料メルマガを登録すると、「立甲解説書」が無料ダウンロードできるようになります。

立甲は体幹や脚の力を腕に伝える能力を飛躍的に向上させます。

僕が教えている多くのトップ選手は必ずできています。

 

この肩甲骨を見て、「なんだこれ!?」って思った人は是非「立甲解説書」を読んでみてくださいね。

 

http://jarta.jp/mailmagagine/

 

 

 

 

追伸2

あなたからのご質問を受け付けております。

スポーツのこと、トレーニングのこと、身体のこと、今悩んでいることを質問していただければ、メルマガかブログでお答え致します。

 

ご質問は下記フォームからどうぞ>

(グーグルフォームに飛びます)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelxq8nrPamZjasxqb-MRYnBNB5T47J3E9UOsqQK9csljOtSQ/viewform