こちらも少し前になりましたが、3月に行ったイタリア研修の様子です。


イタリア研修は約3年前からJARTAが力を入れているトレーナー養成の一環としての事業です。

日本人選手が、日本のトレーナーが、そして日本のトレーニングが世界で通用するためには何が必要なのか、世界トップレベルではどんなことが重視されているのかを理屈でなく肌で感じてもらうために行っています。






研修の場として、ローマ、ミラノ、そして前回からはモンテシルヴァーノ。

それぞれ、フットサルやサッカーのセリエAのチームやそのユースチームに入らせてもらい、レクチャーを受けたりディスカッションしたり、実際に選手に指導させてもらったりします。






また一方ではJARTAのトレーニングやフィジカルテストを現地で採用してもらうという流れを作りつつもあります。






今回はその様子を。






初日。

夜にローマに到着し、現地コーディネーターの元フットサル日本代表の吉田輝氏と合流。

早速腹ごしらえ。

日本ではなかなか出会えないサイズのピザを楽しみます。

(研修生の和泉くんは早速ビールグラスを落として割るという失態…笑)

長距離移動の疲労もあるので、その日は翌日の打ち合わせを終えてそのまま就寝。







翌日は朝から車でペスカーラに向かい、フットサルセリエAモンテシルヴァーノのフィジカルコーチのダンテさんと合流。

研修生の間ではもはや名物になりつつある「ダンテ塾」の始まりです。

このダンテさんは、筋力だけでなく動きの形成を重視している、まだまだイタリアでは数少ない考えを持つ敏腕コーチ。

当チーム以外にもバスケなど複数のセリエAチームのトレーニングを担当しています。


JARTAポロシャツをプレゼント(^^)



女子フットサル選手のフェデ。
ダンテさんのデモンストレーターとして付き合ってくれました。



ダンテさんとは非常に考え方を共感し合え、ウエイトトレーニングの考え方など、たくさん学ばせてもらえています。

また、彼は指導能力そのものも素晴らしく、ダンテさんの指導を見学すると毎回新たな発見があります。

特に「指導とは」の部分。選手を指導する上で大事なことは世界共通なのだなと深く実感。





やっぱり知識や技術だけでは足りない。

気持ちを込めて、それをしっかり表現することが大事です。



実際にユースチームにも指導させてもらいました。





夜はダンテさんと会食。

写真はないですが、ペスカーラ名物の羊の串焼きをいただきました。

絶品です。

(研修生の田中さんのワインも進みまくりです笑)



三日目。

有名なビーチがホテルのすぐということで、朝から少し散歩。

そのままなぜか僕がJARTA設立に至るまでの昔話をする羽目に笑

戯言を聞いてくださってありがとうございました笑





続く。





JARTA
中野 崇