サッカー関係者の皆様、トレーニングニーズ調査へのご協力、ありがとうございます。
大儀見選手や鮫島選手、田中明日菜選手にもリツイートしていただき、大変有意義なご意見をたくさんいただいております。
調査の結果は、JARTAトレーニングのサッカー指導者向け講習会の内容構成や、サッカートレーニングシステムのパッケージ化にも活用させていただき、サッカートレーニングの質的向上に貢献していきたいと思います。
まだ締め切りまでは期間がありますので、ご協力いただける方は下記リンク(googleフォーム)からご回答よろしくお願い致します。
サッカートレーニングニーズ調査
https://docs.google.com/forms/d/1P5LcsTKFd8MIO_wX5Ng9rehunu5iC-hqizS5J_Udd7k/viewform?usp=send_form
対象:サッカー関係者(携わっていなくても、回答をご希望の方はOK)
内容:質問は主に選択式、3~5分で終わります。
目的:スポーツ現場でのトレーニングニーズ調査
期限:12/20(日)
さて今回のテーマは、「プレゼン能力」についてです。
これまでも繰り返しスポーツトレーナーのプレゼン能力の重要性には言及してきましたが、先日JARTA認定トレーナー試験がありましたのでそれを踏まえて改めて。
まず、第一にスポーツトレーナーにおけるプレゼンの重要性。
それは、トレーナーの能力が数値化できないことと、選手の身体という”財産”に直接影響を与える立場であることが理由です。
トレーナーの能力は、知識や技術だけでなく、指導力や分析力、判断力など多岐にわたります。
それゆえ、トレーナーの能力は当然簡単には数値化できません。
ましてやその専門性ゆえに、選手や指導者の方にはなおさらわかりにくいのです。
そしてトレーナーという仕事は選手の身体に直接触れる仕事です。
つまり、良くも悪くも影響を与えるのです。
選手にとって身体は財産です。一般の方でいうと銀行口座にある預金。
それを、信頼できない人には触らせませんよね。
基本的には触らせてから信頼できるかどうかっていう順番ではないはずです。
安易に触らせると取り返しのつかないことにもなり兼ねませんからね…。
選手や指導者にとって、身体を触らせるということは、多かれ少なかれこんな心理が働くことは確かです。
彼らにとって、わからないことはリスクです。
だから、我々は触らせてもらえるか、信頼されるかどうかの判断材料を彼らに提示しなければならないのです。
もちろん相手に理解してもらえる形で。
それが、トレーナーのプレゼンです。
それが、トレーニングの必要性の提示であり、トレーニングの手本(デモンストレーション)であり、これまでどんな効果を出してきたかのデータです。
※もちろん礼儀やマナーなど、選手にとって、人としてトレーナーが手本になれるかという観点も、大前提として指導者の方は重視しておられます。(指導者の方にとって選手は家族同然ですから当たり前ですよね)
そしてそのためには、相手が何を求めているのかを考えなくてはなりません。
直接調べられるなら絶対やるべきです。
ニーズに合わないプレゼンほど退屈なものはありません。
ほんの数分でも時間を取ってもらった相手に失礼です。
一般的にトレーナーの仕事はコネクションが優位に働く環境ではありますが、今後それは変わってくると思います。
トレーナーがどれだけ選手が出す結果に貢献できるか。
選手がそれを口に出すようになってきていますから。
次回は、もう少し今回の内容を深めたいと思います。
JARTAオフィシャルサイト
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JARTA
中野 崇