昨日東京で開催しましたJARTAアドバンス3セミナーに、先のアジア大会で陸上5000m日本代表の「村山紘太選手」が遊びに来てくれました。


15番が村山鉱太選手です。隣は、双子の兄弟です。






JARTAの講習会には、時々本物のアスリートが勉強や体験をしに現れます。
これまでもビーチサッカー日本代表、フットサル日本代表、なでしこ女子サッカー選手、プロボクサー、乗馬選手、ラグビー元日本代表などが来られています。
※急な参加になることが多いので、告知はできませんが…。
もし会うことができたなら、ぜひ彼らにいろいろ聞いてみて下さい。
僕が伝えたいことの意味がわかると思います。




なでしこリーグの選手。
講義終了後にそのままトレーニングに入ることもあります。
その際には、みなさんにもその場で見学していただけます。






村山選手は、箱根駅伝にも出場している超有望株のランナーです。

2015年の箱根駅伝にも城西大学のエースとして出場する予定です。

双子のランナーとして注目されていますので、箱根特集とかでは目にすることがあると思います。

ぜひ応援お願いします。




村山紘太選手
後ろの選手との前腿の盛り上がりの違いに注目。
前方への推進力はハムストを使って前腿を使わないことが肝腎なのです。
彼も感覚としてわかっていました。
http://photozou.jp/photo/show/3086665/202890968より転載






こちらがいろいろ説明するまでもなく、彼はランナーとしての肝腎な身体や意識の使い方を身体の感覚で理解しており、とても素晴らしい感性の持ち主です。












いくつか現在の悩みを伝えてくれたので、少し改善方法と今後のパフォーマンスアップの鍵となる部分についてお伝えしました。




村山選手には当日の講習会の様子も見学していただいたのですが、受講者の方々が必死でトレーニングを習得しようともがいている姿を見て、トレーナーの陰の努力に驚いていました。
あそこまで追い込むのは選手に手本を見せられるレベルをJARTAが厳しく要求しているからですが…笑

※JARTAではトレーナーに対して、「トレーナーが提供するトレーニングを、トレーナー自身が手本として高いレベルで見せることができること」を要求しています。






また、JARTAアドバンス1~3では、新しい取り組みとしてセンタリングトレーニングのゲーム化という演習に取り組んでいただいていますが、(彼から見れば)おじさんたちがゲーム形式のトレーニングでワイワイやっているのはどう見えたのか…笑






受講者の方々がゲーム化したトレーニングを考案してプレゼンし、それをみんなでやってみるという流れでしたが、ほんとに斬新で楽しさ満点でした。

もともとは子どもたちや若い選手たちに楽しんでもらいながらトレーニングを導入するためにやり始めた流れではありますが、実際の現場ではそもそも負けず嫌いが激しい選手たちは本気で取り組んでくれています。






実際、新たに考案していただいたゲームトレーニングは非常に魅力的なものばかりでした。
普段病院で勤務している医療職が受講者の方々には多いので、こういった遊び感覚やゲーム感覚を使ってトレーニングをやるという機会がなく(当たり前ですよね…)、それがスポーツ現場では逆に弱点になってしまっていることが多いように思っています。
ただ、機会を得るとこんなにも柔軟な発想が生まれてくるのだなということにも感嘆しました。




こう見えても指導の練習「いかに伝えるか」の練習場面です。





トレーニングゲームを考案したトレーナーたち自身も童心に返ってめちゃめちゃ楽しんでいました。
というか完全に子どもになっていました笑

そして皆さん最終的には思いっきり本気…笑




村山選手を囲んで記念写真。(小さくてすみません。。)
個別で一緒に写真を撮ってもらっている方もいらっしゃいました。
サインは、まだないそうです笑







村山選手の今後のご活躍、楽しみにしております。







JARTA
中野 崇