JARTAの海外研修にて滞在したミラノも最終日。今日からの研修地はローマです。
僕は所用でまだミラノに居ますが、もうすぐローマに向かいます。
トレーナーのみなさんは、すでにローマで研修をしている頃かな…。
また公式FBなどで報告あると思います。
前回も利用したホテルの部屋からの景色です。大聖堂が正面に見えました。|ミラノ
研修に参加しているトレーナーたちはこの研修中に、「スポーツトレーナーとしてどれだけ肚を括れるか、どれだけ覚悟が決められるか」を自分自身に試される日々を過ごすと思います。
彼らがいろいろ感じたことなどを報告してくれると思うので、公式ホームページをぜひご覧ください。
僕もまた随時レポートしたいと思います。
さて、
イタリアに限らず、スポーツトレーナーにとって「説得力」というのは非常に重要な要素になると思います。
説得力を構成する要素として、理論や内容は当然ですし、他にもプレゼン能力や手本能力など、様々なものがあります。
説得力があるとされる人にはこれらが当然のように備わっていると思います。
しかし、僕はそれだけでは足りないと考えています。
今回は、この構成要素の中から、僕が気になるものを掘り下げてみたいと思います。
トレーナーに限らず、人との関わることが前提になる社会において、説得力というのは非常に重要な要素です。
「あの人が言うと、同じ言葉でも説得力があるよね。」
周りに説得力のある人、ない人それぞれ居ると思いますが、その違いは何なのでしょうか。
Wikipediaで「説得」という言葉を調べてみると、
ー以下抜粋ー
説得とは、社会的影響(ソーシャルインフルエンス)の一種であり、合理的かつ象徴・記号的であり時には論理的とは限らない手段を利用して、ある考え、態度、または行動を相手にさせる目的の営為、または別の誰かを差し向ける過程、プロセスである。
ー抜粋終わりー
要するに自分の主張や想いを他者に理解や行動してもらうことを目的とする行為です。
つまり、自分が何かやりたいことや協力を求めたいときには非常に重要になるものですね。
説得力を高める方法論として、様々なことが言われています。
言葉の選び方、表現方法、トーク、抑揚、数値化、科学的根拠などなど。
どれも大事だと思います。
もちろん、相手が何に重きを置いているのか、目的が何なのかなどの枠組みによって変わるものではありますが。
ちなみに僕の場合は、上記「論理的とは限らない手段」をとても重視しています。
ですので今回僕なりの視点で掘り下げるのはここです。
まず説得という行為の前提として、必ず人間と人間のやり取りですから、数字やデータのみでのやりとりだけで成立するとは限らないのです。
むしろどちらかというと、あくまで数字などは決め手や裏付けという感覚です。
それよりもそこに懸ける想いや態度、継続した行動の方がやはり肝腎だと思うのです。
とはいえ経営もしているのでさすがに感情だけでは動けないですが…。
話を戻します。
まず先ほども少し出てきましたが、説得力のある人とない人の違いは、「使う言葉」が重要なポイントではありません。
説得力のある言葉を使おう、など言葉やテクニックにとらわれないでほしいです。
「説得力のない人」がどんな言葉を使っても、それだけでは説得力は出てくるものではありません。
他に上で列挙した項目にも同じ事が当てはまると思っています。
使う言葉とその言葉の持つ説得力は、使う人(前提)によって規定されます。
何に規定されるのかというと、説得力という枠組みの中では「経験」に規定されると思っています。
特に「論理的とは限らない手段」という枠組みにおいては、非常に重要な要素となってきます。
次回続編はこの「経験」の構造についてもう少し掘り下げつつ、経験値を高める考え方と方法論についてお話します。
JARTA
中野 崇
